レース展開

アルワードが隊列を率いる展開、その半馬身後ろにサキノサラストが続く

アルワードがハナに立ち、半馬身のリードでレースを引っ張っていく。2番手にサキノサラストが続く。そのすぐ後ろ、センターグリーンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはフジノトップオーとピアプリマドンナ。その1馬身後ろ、タヤスホクトセイは中団前目。バンダムリズムとアルゼンチンタンゴは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ダイホンリュウは中団後方の位置取り。その直後、ミスターオンワードが10番手。その後ろ、ノムラシリウスとシンボリファーストが11番手。シンガリにスズファイヤー、アイネスバトル、ケイシュール、ウインドルーブルらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

万代特別、アルゼンチンタンゴが持ち前の先行力を駆使した好位追走の競馬で久しぶりの一戦を物にする

先頭はアルワードでリードは半馬身。2番手にサキノサラストとアルゼンチンタンゴが続く。そのあと、センターグリーンが4番手。1馬身離れて、フジノトップオーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のアルゼンチンタンゴが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、先行勢の後ろの位置から矢のような伸びを見せたフジノトップオーが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から閃光のような末脚を発揮したバンダムリズムが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたケイシュールが入線、さらに3馬身半の5着には、逃げ粘ったアルワードが食い込んだ。2番人気のミスターオンワードは中団前目にいたが最後一杯になって13着に敗れた。