マーチ賞

レース展開

キタカイガンが隊列をリードする形、その直後にロマンスが続く

キタカイガンが敢然と先頭に立ち、後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にロマンスが続く。その直後、ピンクデージーが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、グラッツェーラは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはスマートボーロ。その1馬身後ろ、ワイルドゲイルは中団前目。アベニンプラナスは中団馬群のど真ん中を追走。マイネルバルビゾンは中団後方の位置取り。その後ろ、ミラクルスターが9番手。続いて、ナムラプラトーンが10番手。そのあと、マルターズグロウヴが11番手。ネヴァデザートは後方5番手に控えて機をうかがう。ローレルイニシオは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはオメガローズマリー。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはモンテチェルビーノ。シンガリにケイアイボルトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マーチ賞、ロマンスが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで破竹の4連勝

先頭はキタカイガンでリードは1馬身。単独の2番手にロマンスが続く。その直後、ピンクデージーが3番手。そのあと、グラッツェーラが4番手。1馬身離れて、スマートボーロが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた2番人気のロマンスがひたひたと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで猛進してきたマイネルバルビゾンをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のマイネルバルビゾンから1馬身半差の3着には、3番手の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走したピンクデージーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたワイルドゲイルが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、11番手にいた1番人気のナムラプラトーンが食い込んだ。