春風ステークス

レース展開

アトランタが全馬を率いる形、半馬身差の2番手に続くドラゴンゲート

アトランタがハナに立ち、半馬身のリードでレースを引っ張っていく。2番手にドラゴンゲートが続く。その少し後ろ、スティンライクビーとチュラカーギーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはシェアード。その1馬身後ろ、ヒカリブランデーとショコラブランは中団前め。2馬身以上離れて、ヒカリマサムネは中団馬群の真ん中を追走。クワドループルとパイメイメイは中団後方の位置。ビービーサレンダーは後方4番手に待機して機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはゲマインシャフトとベック。少し離れた殿にブラインドサイドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

春風S、ショコラブランが5勝目を獲得

先頭はドラゴンゲートでリードは1馬身。単独の2番手にアトランタが続く。その少し後ろ、スティンライクビーとチュラカーギーが3番手。1馬身離れて、ヒカリブランデーとショコラブランが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはチュラカーギー。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた1番人気のショコラブランが息長く終いの脚を伸ばしてチュラカーギーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のチュラカーギーから半馬身差の3着には、中団後方の位置から出色の末脚を披露したベックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたヒカリブランデーが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方3番手にいた11番人気のビービーサレンダーが食い込んだ。2番人気のアトランタは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。