第43回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ビッグゴールドが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むエローグ

ビッグゴールドが端を奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にエローグが続く。続いて、マイソールサウンドが3番手の絶好位につける。その後ろ、マーブルチーフとデルタブルースは好位をキープ。そこから少し離れたところにブリットレーンが進む。その1馬身後ろ、コイントスは中団やや前。ニシノドコマデモは中団馬群の丁度真ん中を追走。ハイフレンドトライとアサクサキニナルは中団後方の位置取り。少し離れて、ダディーズドリームが11番手。さらに少し間が空いて、サクラセンチュリーとグラスエイコウオーが12番手。さらに少し間隔を置いて、ファストタテヤマは後方5番手に待機して機をうかがう。後方5番手でじっくりと折り合いをつけるのはチャクラとスムースバリトン。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはダイタクバートラム。少し離れた最後尾にテンジンムサシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、サクラセンチュリーが負けん性を発揮してゴール手前の激しい戦いをアタマ差で物にする

先頭はビッグゴールドでリードは1馬身。単独の2番手にエローグが続く。その直後、マーブルチーフとマイソールサウンドが3番手。1馬身離れて、ブリットレーンとデルタブルースが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは14番人気のマーブルチーフ。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたサクラセンチュリーが別次元の末脚を爆発させてマーブルチーフを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利をモノにした。2着のマーブルチーフから1馬身差の3着には、中団前目の位置から瞬発力に富んだ末脚を発揮した2番人気のコイントスが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた17番人気のブリットレーンが入線、さらに半馬身の5着にはビッグゴールドとデルタブルースの2頭が入った（同着）。