師走ステークス

レース展開

ブランドカメリアが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するクイックアクティー

ブランドカメリアが主導権を握り、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にクイックアクティーが続く。続いて、エヌケーボーイハヤトラトウショウストームらが3番手の好位につける。ハシノハヤトベストダージリンケントニーオーホッカイセレスらは中団後方の位置。カチタガールは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手で折り合いをつけるのはスノートリリオタイシンアズマ。殿にニューリーダータブロバーネがいる隊列で最初のコーナーを通過。

師走S、ケントニーオーが早めに押し上げる積極的な取り口で4勝目をつかむ

先頭はブランドカメリアでリードは1馬身。単独の2番手にクイックアクティーが続く。その後ろ、トウショウストームが3番手。1馬身離れて、ハシノハヤトケントニーオーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはクイックアクティー。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のケントニーオーが別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から目を引く伸びを見せたクイックアクティーが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったカチタガールが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたタイシンアズマが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいたホッカイセレスが食い込んだ。2番人気のトウショウストームは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。