ベストダージリン（1988年生、母テイーフオーツー）

ベストダージリン（1988年5月29日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時17歳）と交配したテイーフオーツーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地50戦6勝2着7回、中央障害5戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年のフリーウェイステークス。

経歴

デビュー前

二本柳俊夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月2日、デビュー戦は杉浦宏昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネオトコヤマに7馬身の差をつけて1位に入線したが、その後失格となった。

11月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦宏昭騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のブロードキャストに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（1991年）

1月20日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦宏昭騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦宏昭騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦宏昭騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で杉浦宏昭騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉浦宏昭騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉浦宏昭騎手（10戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

11月2日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で杉浦宏昭騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で杉浦宏昭騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は14戦連続で杉浦宏昭騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストリームライナーに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。

12月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で杉浦宏昭騎手（14戦2勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

4歳（1992年）

1月25日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の若水賞（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で杉浦宏昭騎手（15戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の早春賞（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は17戦連続で杉浦宏昭騎手（16戦2勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で杉浦宏昭騎手（17戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月28日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で杉浦宏昭騎手（18戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は20戦連続で杉浦宏昭騎手（19戦2勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったグレートロングランにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲斐駒特別（東京芝1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（20戦2勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の石和特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（21戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月12日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（22戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の里見特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（23戦2勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったモンタミールにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

10月24日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦宏昭騎手（24戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったミヤビサクラコにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦宏昭騎手（25戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたバウンティハンター決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月28日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦宏昭騎手（26戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（1993年）

1月5日、中4週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦宏昭騎手（27戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヒロホルダーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月16日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の若水賞（中山ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で杉浦宏昭騎手（28戦3勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

2月14日、中3週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉浦宏昭騎手（29戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったミスターベースマンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた32戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’93セレブレイションカップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月27日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（30戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレオシャトルに1馬身1/4の差をつけてファンの支持に応えた。

4月18日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（31戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオダンサーを鮮烈な末脚で半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

5月9日、中2週で迎えた35戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露したが、4着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた36戦目は、麦秋ステークス（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（32戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月8日、中8週で迎えた37戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（33戦5勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月11日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、競馬法制定70周年記念初風ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（34戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

10月23日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた39戦目は、奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（35戦5勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の東京競馬場開設60周年記念ノベンバーステ（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦宏昭騎手（36戦5勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したコウチポートを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた41戦目は、仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦宏昭騎手（37戦5勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた42戦目は、師走ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦宏昭騎手（38戦5勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6歳（1994年）

1月8日、中2週で迎えた43戦目は、サンライズステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦宏昭騎手（39戦5勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた44戦目は、春望ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉浦宏昭騎手（40戦5勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月6日、中1週で迎えた45戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、’94ファイナルカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

3月19日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（41戦5勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた47戦目は、箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（42戦5勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったキョウエイキーマンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月21日、中2週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の府中ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（43戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた49戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（44戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフィルードヴォンをクビ差振り切って雨下の混戦を制した。

9月11日、約3か月の休み明けで迎えた50戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で杉浦宏昭騎手（45戦6勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

7歳（1995年）

1月7日、約4か月の休み明けで迎えた51戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったチトセゼットから約11馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中2週で迎えた52戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロスズマルから2馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中3週で迎えた53戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズオアシスに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月26日、中3週で迎えた54戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルハンブラハイから1馬身1/4差の2着となった。

4月22日、中3週で迎えた55戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスルーオースズカに3馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。