第128回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

ローエングリンが後続をリードする展開、半馬身差の2番手を追走するゴーステディ

ローエングリンがハナを奪い、僅かなリードでレースを引っ張っていく。2番手にゴーステディが続く。5馬身以上差があって、トーセンダンディが3番手の絶好位につける。さらに少し離れて、カンファーベストは好位に収まる。そこから少し離れたところにエイシンプレストン、テンザンセイザ、トーホウシデンらが陣取る。その1馬身後ろ、シンボリクリスエスは中団前目。サンライズペガサスは中団馬群の真ん中を追走。アグネスデジタルとイーグルカフェは中団後方の位置取り。そのあと、モノポライザーとヤマノブリザードが12番手。ロサードは後方5番手で前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはダービーレグノ、ファストタテヤマ、トレジャー。ポツンと離れた殿にツルマルボーイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、シンボリクリスエスが優れた決め脚を見せて3つ目のG1タイトルを掴み取る

先頭はローエングリンでリードは2馬身以上。単独の2番手にゴーステディが続く。5馬身以上差があって、トーセンダンディが3番手。さらに2馬身以上離れて、カンファーベストとエイシンプレストンが4番手。1馬身離れて、テンザンセイザが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいた1番人気のシンボリクリスエスがとてつもない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、最後方の位置から物凄い伸び脚を見せたツルマルボーイが続き、2着と1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置からパワフルな末脚を発揮したテンザンセイザが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたエイシンプレストンが入線、さらに半馬身差の5着には、同じく好位にいたカンファーベストが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはサンライズペガサスが入った。