第48回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

アートハウスが後続を率いる形、2番手に続くローゼライト

アートハウスが端を奪う形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にローゼライトが続く。その2馬身以上後ろ、ハーパーとゴールドエクリプスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはブレイディヴェーグ。その1馬身後ろ、マリアエレーナは中団前寄り。ルージュエヴァイユ、シンリョクカ、ジェラルディーナらは中団馬群のど真ん中を併走。ライラックは中団後方の位置。ククナとディヴィーナは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはサリエラ。どん尻にイズジョーノキセキとビッグリボンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、ブレイディヴェーグが終始前目追走の内容で中距離女王の称号を獲得

先頭はアートハウスでリードは1馬身。単独の2番手にローゼライトが続く。その2馬身以上後ろ、ハーパーとゴールドエクリプスが3番手。1馬身離れて、ブレイディヴェーグ、マリアエレーナ、ジェラルディーナらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいた1番人気のブレイディヴェーグが勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるルージュエヴァイユを3/4馬身振り切り勝利を掴んだ。2着のルージュエヴァイユからクビ差の3着には、3番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したハーパーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたライラックが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいた2番人気のジェラルディーナが食い込んだ。