エスケンデレヤ賞

レース展開

スダワールドが馬群を率いる形、直後の2番手にフクノバルトランが取り付く

スダワールドが逃げを打つ形となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にフクノバルトランが続く。そのすぐ後ろ、アルマブレイドが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはパワトゥザピープル。その1馬身後ろ、レディヴィクトリアは中団前寄り。アトムアストレアは中団馬群の真ん中を追走。グリューフィアは中団後方の位置。その直後、ディオスメッセージが8番手。ペイシャスカイは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはバトルキャット。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはロドルフォブレイン。少し離れた最後方にリュウセイグンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エスケンデレヤ賞、パワトゥザピープルが力の違いをアピールするかの様な盤石の競馬で1着ゴールを果たす

先頭はパワトゥザピープルでリードは1馬身。単独の2番手にフクノバルトランが続く。その後ろ、レディヴィクトリア、スダワールド、グリューフィアらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走する1番人気のパワトゥザピープル。そのままパワトゥザピープルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に8馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から見事な伸び脚で驀進したグリューフィアが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った2番人気のフクノバルトランが入った。そこから1馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたレディヴィクトリアが入線した。