ジュライ賞

レース展開

クルセイズスピリツが馬群を引っ張る形、直後の2番手にヴィルトファンが取り付く

クルセイズスピリツが先頭に立つ格好となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にヴィルトファンが続く。その直後、クイーンズテソーロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサブノジュニア。その1馬身後ろ、フランシスコダイゴは中団やや前。フォルベルスは中団馬群の真ん中付近を追走。ヌーディーカラーは中団後方の位置。そのあと、デニストンが8番手。リコーヴィッカースは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはタマノシュタルク。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはゴーディー。最後尾にナガタブラックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジュライ賞、サブノジュニアが古馬の底力を見せる様な堂々たる走りで圧倒的支持に応える

先頭はクルセイズスピリツでリードは1馬身。単独の2番手にクイーンズテソーロが続く。そのあと、ヴィルトファンが3番手。1馬身離れて、サブノジュニアが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるクルセイズスピリツ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいた1番人気のサブノジュニアが次元の違う末脚を炸裂させてクルセイズスピリツを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着のクルセイズスピリツから4馬身差の3着には、2番手の位置から天稟の闘志でゴールまで力走したクイーンズテソーロが入った。そこからクビ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた2番人気のヴィルトファンが入線した。