シルクディグニティ（2005年生、母メイデンズブラッシュ）

シルクディグニティ（2005年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋威厳」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時7歳）と交配したメイデンズブラッシュが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年の仙酔島特別(一般B5)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,700万円（5.4万×500口）で一口馬主が募集された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

10月4日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、最後はスウェプトアウェイと並んで5着同着となった。

11月15日、中5週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2009年）

1月17日、中8週で迎えた3戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-20（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタグシェイクオンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2 19（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタグシェイクオンをクビ差制して断トツの支持に応えた。

10月25日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C8（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイケイボーイからクビ差の2着に甘んじた。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったザラストアラビアンから1馬身差の2着に敗北した。

12月6日、連闘で迎えた8戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンモンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドアスカに半馬身の差をつけて断然人気に応えた。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミライセンスに3/4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

1月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンファクタから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で野田誠騎手（10戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のザラストアラビアンをアタマ差制して断然人気に応えた。

2月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で野田誠騎手（11戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノシローに3/4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトモンスターからアタマ差の2着に甘んじた。

4月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は野田誠騎手（12戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のポルックスダークに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（13戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリノーンパーパスに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、ばら祭シリーズスケルツォ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（14戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクアイオロスに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般B5（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（15戦10勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドオークに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、青梅特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（16戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミユニバースから1馬身半差の2着に敗北した。

6月20日、連闘で迎えた21戦目は、仙酔島特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（17戦11勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセトウチスイングをクビ差制して圧倒的人気に応えた。

7月4日、中1週で迎えた22戦目は、はまゆう特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（18戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。