サンガ（2001年生、母オンワードユース）

サンガ（2001年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオフサイドトラップ（当時10歳）と交配したオンワードユースが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高橋忍。戦績は、地方47戦15勝2着5回。2004年のスプリングカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮本仁厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2003年）

8月7日、デビュー戦は河端秀俊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトノシェーバーから1馬身差の2着となった。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエオーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、中3週で迎えた3戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトストームに2馬身の差をつけて2勝目を収める

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月30日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーマリーンに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

3月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノテンビーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアラームアラモードに2馬身半の差をつけて5勝目を収める

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（6戦3勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた13戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロボビイに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2005年）

1月1日、中0週で迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツスキャンからアタマ差の2着に甘んじた。

1月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクボーイングに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、メキシコ大通特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月23日、中6週で迎えた17戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のバンナアンデルセンに3/4馬身の差をつけて優勝

4月18日、中3週で迎えた18戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、中4週で迎えた19戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月31日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた22戦目は、造園グループ賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた23戦目は、758ドリームゲッターズかけるくん賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5歳（2006年）

1月31日、中4週で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホウライナポレオンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月12日、中1週で迎えた25戦目は、白梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るイッコートレジャーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

3月14日、中1週で迎えた27戦目は、小牧城特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイッコートレジャーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中4週で迎えた29戦目は、鈴鹿もんじゃ多幸3周年記念杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカオシンゲンに1馬身半の差をつけて優勝

7月24日、中1週で迎えた34戦目は、フリマントル港特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた35戦目は、ナッツ&マービン記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のローレルガーランドを半馬身振り切って勝利数を12に伸ばす

6歳（2007年）

6月28日、約11か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（15戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のポディウムに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月13日、中1週で迎えた37戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた39戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、野村嘉信古希記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月4日、中7週で迎えた40戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた41戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（18戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた42戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（19戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したビギンにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月21日、中2週で迎えた43戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったトミサトドリームにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた44戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（20戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインタープレジールに3馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7歳（2008年）

1月4日、中3週で迎えた45戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（21戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアーティストタッチに1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

1月15日、中1週で迎えた46戦目は、睦月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（22戦8勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた47戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（23戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。