ブライアンズソウル（1999年生、母セルテイツクプロミス）

ブライアンズソウル（1999年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したセルテイツクプロミスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。戦績は、地方26戦18勝2着4回。2003年の駒ヶ岳賞(一般)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高柳隆男から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、高柳隆男から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2002年）

4月10日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトップリファールに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月30日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャッチミーナウから1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったモモイロバンブーから2馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中4週で迎えた4戦目は、一般D1-4（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシアトルチャンプから1馬身半差の2着に敗北した。

8月31日、中5週で迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のデイブレイクに約10馬身の大差をつけて優勝

9月9日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のボロナイルーキーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンブリザードに7馬身の差をつけて優勝

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノガリバーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノガリバーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のサッカーモガミに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノリーフに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月16日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオスカーに2馬身半の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

4歳（2003年）

4月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサッカーモガミをクビ差制して驚異の9連勝を決めた。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、エイプリルカップ（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアスワンスペシャルに1馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、石桜杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイベストに半馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

5月31日、中3週で迎えた16戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（8戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカヒロマンから5馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドスキーに4馬身の差をつけて制した。

7月28日、中5週で迎えた18戦目は、シリウス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（10戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサカモトスキャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

8月23日、中3週で迎えた19戦目は、はづき賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカヒロマンに半馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイカンホープに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月12日、中4週で迎えた21戦目は、一般A1 A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（11戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイスプリームリーに1馬身3/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月10日、中3週で迎えた22戦目は、駒ヶ岳賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（5戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオパーフェクトをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

6歳（2005年）

10月10日、約23か月半の休み明けで迎えた23戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦11勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた24戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7歳（2006年）

3月19日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、池田湖特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた26戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、志布志湾特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。