ミハタワールド（1993年生、母ナイトリンボー）

ミハタワールド（1993年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時8歳）と交配したナイトリンボーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、地方38戦11勝2着8回。主な勝ち鞍は1998年の’98グリーンカップ(一般A2以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1995年）

8月29日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハナコールに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中5週で迎えた2戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のなでしこ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1996年）

4月25日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノワインカラーから5馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のかきつばた特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒダショウダイバーに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカルテットノサネに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1997年）

2月12日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、大田区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトニーファーストに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

3月18日、中4週で迎えた10戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラストライカーに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月28日、中5週で迎えた11戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウビッグに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月3日、中4週で迎えた12戦目は、ペガサス賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドカイザーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月9日、中4週で迎えた13戦目は、プラネットカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケイバトラーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中6週で迎えた14戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（11戦6勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（1998年）

3月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた15戦目は、春光特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（12戦6勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキャンドルタイムをハナ差制して久しぶりの一戦を物にした。

3月31日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の’98スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鷹見浩騎手（13戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで崩れずに走り抜いたが、タケミパワーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月29日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の’98グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で鷹見浩騎手（14戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエスケイワンを3/4馬身振り切って9勝目を収める

8月26日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で鷹見浩騎手（15戦8勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で鷹見浩騎手（16戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6歳（1999年）

11月22日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた20戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2000年）

1月2日、中5週で迎えた21戦目は、2000年ミレニアムカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンスワードから1馬身差の2着となった。

1月30日、中3週で迎えた22戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた23戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーコービッグバンから半馬身差の2着となった。

3月12日、中1週で迎えた24戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノカズサオーから4馬身差の2着となった。

3月25日、中1週で迎えた25戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガンスステージに4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月23日、中3週で迎えた26戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパータイミングに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月20日、中3週で迎えた27戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムキングから4馬身差の2着に敗北した。

11月5日、約5か月半の休養明けで迎えた28戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、からまつ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた29戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、甲州特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞のばん阿賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた31戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

8歳（2001年）

2月4日、中4週で迎えた32戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムキングから9馬身差の2着となった。

3月11日、中4週で迎えた33戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた34戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月20日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中5週で迎えた36戦目は、地方重賞の高崎記念（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた37戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた38戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。