オールブラッシュ（2012年生、母ブラッシングプリンセス）

オールブラッシュ（2012年3月7日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「皆が赤面する。他馬が降参するような馬になるように」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーエンブレム（当時13歳）と交配したブラッシングプリンセスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地21戦5勝2着4回、地方9戦1勝2着1回。2017年の川崎記念(Jpn1)に勝利した他、2018年のかしわ記念(Jpn1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月13日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月14日、中8週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のツオイガナを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下の寒椿賞（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

3歳（2015年）

1月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小崎綾也騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のくすのき賞（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

7月18日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のフジインザスカイに5馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

8月9日、中2週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4歳（2016年）

1月31日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の大津特別（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ラインルーフに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、サンライズホームに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の米沢特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったメイショウヒコボシにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のスリーアローをハナ差振り切って1番人気に応えた。

6月18日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の鷹取特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、スマートボムシェルに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月16日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能でジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のメイプルレインボーに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月12日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上1600万下の観月橋ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るリーゼントロックを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2017年）

2月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサウンドトゥルーに3馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。

3月30日、中7週で迎えた21戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月28日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（6戦4勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月3日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（7戦4勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた24戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続でC.ルメール騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続でC.ルメール騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6歳（2018年）

3月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた27戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ゴールドドリームに交わされて1馬身差の2着となった。

6月27日、中7週で迎えた28戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

10月8日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた30戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のJBCクラシック（京都ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた31戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリムに4馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを奪取した。

7歳（2019年）

1月30日、中9週で迎えた32戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた33戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月6日、中7週で迎えた34戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月26日、中6週で迎えた35戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

11月28日、中5週で迎えた37戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8歳（2020年）

1月3日、中4週で迎えた38戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、S3の報知オールスターカップ（川崎記念オープン他地区所属（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のタービランスをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

1月29日、中3週で迎えた39戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月7日、中9週で迎えた40戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた41戦目は、S1の大井記念（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を5馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

6月18日、中3週で迎えた42戦目は、短夜賞（船橋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた43戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2021年1月12日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。