アメリカンシチー（1987年生、母ヤングシチー）

アメリカンシチー（1987年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時13歳）と交配したヤングシチーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、中央平地46戦6勝2着6回。1993年の仁川ステークス(オープン)で2着に入った他、1992年のタイムス杯(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

2月24日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったダンツビューティに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のゴールドジョージに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦1勝）。17頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた6戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったベルウィンにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナカトップローマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の日高特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたハイタレント決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

9月9日、中5週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の新涼特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のカンキオーを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、カシオペアステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、J.クローン騎手を鞍上に迎えて、’90ゴールデンホィップトロフィー（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4歳（1991年）

1月13日、中5週で迎えた15戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の寿ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月3日、中6週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の長良川ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は河内洋騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

3月31日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の岩倉ステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた18戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの陽春ステークス（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の上賀茂ステークス（京都芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は河内洋騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハリーシーザーをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

6月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、札幌日経賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデG3の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた22戦目は、道新杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

9月28日、中9週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のムーンライトハンデキャップ（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた24戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、渡月橋ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の桂川ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた26戦目は、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、’91ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

12月15日、中1週で迎えた27戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

5歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた28戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた29戦目は、松籟ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた30戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の御堂筋ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた32戦目は、なにわステークス（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた33戦目は、メルボルントロフィー（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（9戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月21日、中6週で迎えた34戦目は、エルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、カゲマルに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた36戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、道新杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた37戦目は、タイムス杯（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、マンジュデンカブトに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月11日、中9週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の太秦ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のチェリーコウマンに2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

11月14日、中4週で迎えた39戦目は、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月26日、中5週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のサンタクロースハンデキャップ（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（11戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメモリーキャッチに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（1993年）

1月17日、中2週で迎えた41戦目は、平安ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（12戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月20日、中8週で迎えた42戦目は、仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（13戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、チアズラックに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中4週で迎えた43戦目は、栗東ステークス（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（14戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

5月29日、中4週で迎えた44戦目は、摩耶ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で河内洋騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月3日、中4週で迎えた45戦目は、京洛ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で河内洋騎手（16戦4勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

7月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンのKBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で河内洋騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。