キープザチェンジ（2004年生、母コバノキャンティ）

キープザチェンジ（2004年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「釣銭不要」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時19歳）と交配したコバノキャンティが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方61戦9勝2着12回。2009年のトゥインクルレディー賞(牝ハンデS2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月5日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベリーベリナイスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月16日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3歳（2007年）

1月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの菜の花賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた11戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

8月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の向日葵賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ピンクスティックにクビ差交わされて2着となった。

9月24日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオウシュウランドを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の雪ノ下特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のオウシュウランドに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルハチディーヴァを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月7日、中2週で迎えた18戦目は、一陽特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2008年）

1月8日、中4週で迎えた19戦目は、初富特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、伸びてきたベルモントオメガ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

1月24日、中1週で迎えた20戦目は、ゆきやなぎ特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月21日、約6か月の休養明けで迎えた21戦目は、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスパイシーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月11日、中2週で迎えた22戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ドラゴンゲート賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、グローリーファインに3/4馬身交わされて2着となった。

8月29日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた24戦目は、仲秋特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のゴイサギ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた26戦目は、道志川特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた27戦目は、初霜特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマタカボウシに2馬身の差をつけて制した。

12月18日、中2週で迎えた28戦目は、フロイデ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5歳（2009年）

1月14日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の端月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、マイネルワーゲンに3/4馬身交わされて2着となった。

2月9日、中3週で迎えた30戦目は、霞草特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のゲイリーアイトーンに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

3月16日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、桜月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、シャドウフィクサーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月27日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、ハンデ戦の春光特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ジョーイロンデルにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月29日、中4週で迎えた33戦目は、スズラン特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったモエレマジックマンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のサルビア特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったプレシャスコーセイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中4週で迎えた35戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の’09アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、リモーネフレイバーにアタマ差交わされて2着となった。

9月16日、中4週で迎えた36戦目は、牝馬限定のハンデS2のトゥインクルレディー賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

10月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、牝馬限定S3のTCKディスタフ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月26日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた38戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の霜月特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトワイニングイモンに2馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

6歳（2010年）

4月29日、約5か月の休み明けで迎えた39戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定S3のしらさぎ賞（浦和ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の菖蒲月特別（浦和ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の盛夏特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、カキツバタロイヤルに交わされて2馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた42戦目は、牝馬限定Jpn3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた43戦目は、牝馬限定戦の’10アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた44戦目は、戸塚宿特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた45戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、船橋オータムダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた47戦目は、神楽月特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた48戦目は、三里塚特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

7歳（2011年）

1月1日、中2週で迎えた49戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた50戦目は、端月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた51戦目は、ハンデ戦の梅見月特別（浦和ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた52戦目は、如月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のプレイバックをクビ差振り切って制した。

5月6日、中9週で迎えた53戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた54戦目は、ペガサス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（12戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた55戦目は、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた56戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（14戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた57戦目は、犬吠埼特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（15戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた58戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で水野貴史騎手（16戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のターンベリーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月9日、中3週で迎えた59戦目は、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で水野貴史騎手（17戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた60戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で水野貴史騎手（18戦2勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた61戦目は、ハンデ戦の陽月特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で水野貴史騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、パルジファルに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた62戦目は、道志川特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で水野貴史騎手（20戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた63戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で水野貴史騎手（21戦2勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた64戦目は、ターコイズ特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた65戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

8歳（2012年）

1月23日、中2週で迎えた66戦目は、砂子特別（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月20日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた67戦目は、ハンデ戦の春分の日特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた68戦目は、牝馬限定Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（22戦2勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。