マイスーパーマン（1986年生、母ムサシホワイト）

マイスーパーマン（1986年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時15歳）と交配したムサシホワイトが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、中央平地50戦8勝2着5回。1992年のセントウルステークス(G3)に勝利した他、1994年の関屋記念(G3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月25日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入った。

5月13日、中3週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。20頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

4歳（1990年）

7月28日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のマヤノクローバーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のテツノスピードをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の多治見特別（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（4戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンスピリットを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の香嵐渓特別（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（5戦3勝）。17頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンザンブルースを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて制した。

12月1日、中5週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の中山競馬場スタンド完成記念（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のメドレーに2馬身の差をつけて制した。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の洛北ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（7戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のプリティハットをクビ差振り切って勝利をモノにする

5歳（1991年）

2月3日、中6週で迎えた15戦目は、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったグロリアトウショウにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた17戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデG3の阪急杯（京都芝1400m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（9戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月26日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた20戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた21戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

6歳（1992年）

6月28日、約6か月半の休み明けで迎えた22戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（10戦5勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（11戦5勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた24戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヤマニンゼファーに2馬身半の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。

10月31日、中6週で迎えた25戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた26戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、シリウスステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したサムソンクイーンに3/4馬身届かず2着となった。

12月20日、中2週で迎えた27戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

7歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた28戦目は、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したエイシンオレゴンを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月6日、中3週で迎えた30戦目は、アメジストステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

7月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの札幌日刊スポーツ杯（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、マリーンステークス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた33戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8歳（1994年）

1月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、洛陽ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（12戦5勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

2月20日、中5週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた36戦目は、アメジストステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったバリアントウイナーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた38戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた39戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、シルクロードステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったゴールドマウンテンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた41戦目は、パラダイスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（13戦5勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた42戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（14戦5勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月7日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた44戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシスティーナをハナ差振り切って2つ目の重賞タイトルをゲットした。

8月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

9月11日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた46戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9歳（1995年）

3月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた47戦目は、アメジストステークス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月30日、約6か月半の休養明けで迎えた49戦目は、オータムスプリントステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（15戦5勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。