カネショウホープ（1990年生、母カネシヨウチヅル）

カネショウホープ（1990年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアズマキング（当時13歳）と交配したカネシヨウチヅルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年のロイヤルカップ(A3)。

経歴

デビュー前

佐藤順次厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1992年）

12月4日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノビショップに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールチャンピオンからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1993年）

1月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の千両特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセフティワンに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月29日、中7週で迎えた5戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月8日、中0週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンメモリーをアタマ差制して3勝目を手に入れた。

5月12日、中4週で迎えた7戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のドンシューターに3/4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月11日、中3週で迎えた11戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（8戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーグルトウコウから1馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（1994年）

2月18日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、春望ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

3月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、M.ウォルス騎手を鞍上に迎えて、’94ファイナルカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、大雄山特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた18戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウマサオーに3/4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

8月23日、中4週で迎えた19戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、オーガスト特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニットウムサシに1馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

9月9日、中1週で迎えた20戦目は、クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

9月30日、中2週で迎えた21戦目は、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリーオーカンに1馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

11月8日、中5週で迎えた22戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーボーイに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月29日、中2週で迎えた23戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

12月23日、中2週で迎えた24戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1995年）

1月18日、中3週で迎えた25戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマゾンオペラから2馬身差の2着となった。

9月26日、約8か月半の休み明けで迎えた26戦目は、マーキュリー賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた27戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。15着に終わった。

6歳（1996年）

1月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、東京シティ盃（大井ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた29戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた30戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（1997年）

5月27日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた31戦目は、田山信則騎手を鞍上に迎えて、よみうりランド皐月盃（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。