ニホンピロゼン（2002年生、母ニホンピロスミレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木直孝から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2004年）

12月26日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳C3（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は507kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンヒルオトメから1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2005年）

4月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオハヤテに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月23日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンストンマジックに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

4月8日、約11か月半の休養明けで迎えた4戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスウィートデザイアに2馬身半の差をつけて久々の実戦を物にした。

4月22日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエギノキングに6馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマーベラスハンターに4馬身の差をつけて制した。

6月18日、中4週で迎えた7戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスプリングブリッジをハナ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

7月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハセノコンドルを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノダヴィンチを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて6勝目を収める

11月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、リヴェール（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたロイヤルアリダー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエイシンウルフオーをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、男鹿特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウショウグローズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた15戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（14戦8勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーホウドンファンに3馬身の差をつけて優勝

4月22日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（15戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメタモルキングを上がり0位の末脚で半馬身差し切ってファンの支持に応えた。

5月19日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、石桜杯（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（16戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターサウンドを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（17戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラーボウッズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた19戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で村上忍騎手（18戦10勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた20戦目は、三陸特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で村上忍騎手（19戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のロイヤルアリダーに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす