セイクリムズン（2006年生、母スダリーフ）

セイクリムズン（2006年3月13日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋深紅色」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時13歳）と交配したスダリーフが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地34戦9勝2着4回、地方26戦7勝2着7回。2014年のかしわ記念(Jpn1)で2着に入った他、2012年のJBCスプリント(Jpn1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞9勝を挙げた。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月2日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したシルクブリッツを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中7週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったエンドオールを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエリモフリーダムに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジョーゲルダに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2009年）

2月15日、中7週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた7戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は幸英明騎手（3戦2勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンの橘ステークス（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

9月13日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の夙川特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（6戦2勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月18日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたスリーサンフレンチ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のトシザワイルドを3/4馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

12月13日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上1600万下の御影ステークス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（8戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のスガノメダリストに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

4歳（2010年）

1月10日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦でオープンのジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた15戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（10戦3勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3月13日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンのポラリスステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（11戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた18戦目は、栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカオセンチュリーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、エニフステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンの室町ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（13戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（14戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイアイテンジンを豪脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（15戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のティアップワイルドをクビ差振り切って重賞ウィナーの称号を掴み取った。

5歳（2011年）

1月30日、中6週で迎えた23戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（16戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダノンカモンに1馬身1/4の差をつけて3連勝で2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

2月20日、中2週で迎えた24戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（17戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって14着に敗れた。

4月2日、中5週で迎えた25戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（18戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のインペリアルマーチに1馬身の差をつけて9勝目をマークした。

5月3日、中3週で迎えた26戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で幸英明騎手（19戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミリオンディスクに2馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルをゲットした。

9月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で幸英明騎手（20戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた28戦目は、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で幸英明騎手（21戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスーニにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月11日、中4週で迎えた29戦目は、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で幸英明騎手（22戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスーニにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2012年）

1月29日、中4週で迎えた31戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた32戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた33戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のトウショウカズンをクビ差振り切って4つ目の重賞タイトルを掴み取った。

4月18日、中3週で迎えた34戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフジノウェーブに1馬身半の差をつけて5つ目の重賞タイトルをゲットした。

5月4日、中1週で迎えた35戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイショウジェットに2馬身の差をつけて連覇達成

5月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイキマドリードに8馬身の差をつけて4連勝で7つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

10月3日、約4か月の休養明けで迎えた37戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（6戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた38戦目は、Jpn1のJBCスプリント（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（7戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったタイセイレジェンドに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中4週で迎えた39戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に59.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩田康誠騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7歳（2013年）

1月27日、中4週で迎えた41戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（9戦5勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月17日、中2週で迎えた42戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月19日、中3週で迎えた43戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイショウジェットをクビ差振り切って連覇達成

4月10日、中2週で迎えた44戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（11戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したラブミーチャンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中3週で迎えた45戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた46戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったテスタマッタを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月7日、中5週で迎えた47戦目は、G3のプロキオンステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（13戦6勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアドマイヤロイヤル決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月14日、約3か月半の休み明けで迎えた48戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（14戦6勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

11月4日、中2週で迎えた49戦目は、Jpn1のJBCスプリント（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（15戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた50戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8歳（2014年）

2月2日、中7週で迎えた51戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた52戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のドリームバレンチノに2馬身の差をつけて4連覇達成

4月2日、中1週で迎えた53戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（17戦7勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったノーザンリバーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中4週で迎えた54戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コパノリッキーに交わされて2馬身差の2着となった。

5月28日、中2週で迎えた55戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（18戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた56戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（19戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

10月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg絞って迎えた57戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた58戦目は、Jpn1のJBCスプリント（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

9歳（2015年）

3月17日、約4か月半の休み明けで迎えた59戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5月5日、中6週で迎えた60戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（23戦8勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。