タキノエイジェント（1984年生、母キクノエタン）

タキノエイジェント（1984年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスーパーサム（当時22歳）と交配したキクノエタンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回、地方38戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

後條雄作厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1986年）

6月12日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月2日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイツコジヨウをハナ差制して初白星を挙げた。

7月23日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月30日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月20日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で井上俊彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノキヨジオーをクビ差制して2勝目を手に入れた。

3歳（1987年）

1月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた13戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーウルフに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた15戦目は、村上昌幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上昌幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサウスドリームに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、小野寺三男騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺三男騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントワープから6馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で迎えた19戦目は、4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は村上昌幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨージアトウコウに1馬身の差をつけて5勝目をマークした。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイビーホープから1馬身半差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で及川良春騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で及川良春騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた23戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で及川良春騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダーレンに半馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

9月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、3歳戦のオータムカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上昌幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた25戦目は、3歳戦の不来方賞（盛岡ダート1900m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村上昌幸騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上昌幸騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトガリバルデイに2馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

11月22日、中2週で迎えた27戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上昌幸騎手（6戦3勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1988年）

1月3日、中5週で迎えた28戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、初春特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた29戦目は、見沼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月11日、中2週で迎えた30戦目は、仲春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林真治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた31戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイシダノーザンに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた32戦目は、つくし特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中敏和騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンケエローズに2馬身の差をつけて9勝目をマークした。

10月22日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた33戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、マンノスパークにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月10日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のホウエイジェリーに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5歳（1989年）

1月15日、中4週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったジョキングワンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下の山城特別（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅谷正巳騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅谷正巳騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったリベラルオーシャンにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

2月26日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で菅谷正巳騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月10日、中9週で迎えた41戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、A2 B1（中京(地)ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシユウゴールドをクビ差制して1着ゴールを果たした。

5月24日、中1週で迎えた42戦目は、竹地正樹騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた43戦目は、パール特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹地正樹騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコウガルダンから2馬身半差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた44戦目は、ルビー特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹地正樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーブルウインターから2馬身半差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた45戦目は、天の川特別（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹地正樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた46戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、サマーハンデ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。