バトルプレミヤ（2010年生、母ローマンニシキ）

バトルプレミヤ（2010年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋第一の、首位の」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時9歳）と交配したローマンニシキが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦14勝2着8回。主な勝ち鞍は2014年のカヌーで川下り特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

4月14日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月9日、連闘で迎えた4戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルーフェイズにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月15日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネピュアハートに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアポロチャームに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、明ちゃん満願退職特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシロクマに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の学芸13期還暦祝特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（6戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンショーフクに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月18日、連闘で迎えた10戦目は、大月柏島大堂海岸特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカゼノマイヒメを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、四万十屋形船特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったアポロプラナーをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、月の名所は桂浜特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のセントアモーレに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で永森大智騎手（10戦6勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で永森大智騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランデセイフウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で永森大智騎手（12戦6勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したアポロプラナーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で永森大智騎手（13戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダラットパレスに5馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

11月24日、連闘で迎えた17戦目は、土佐はちきん地鶏特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で永森大智騎手（14戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、エーシンアクセランにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月8日、中1週で迎えた18戦目は、高知県山茶花特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で永森大智騎手（15戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた19戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリワードサイオンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月30日、中1週で迎えた20戦目は、大介紀美子初高知特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2014年）

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（16戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したウェザーサイドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

1月25日、中1週で迎えた22戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、浦和・船橋・大井・川崎・高知ジョッキーズ（高知ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（17戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエーシンアクセランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月8日、連闘で迎えた24戦目は、いの町土佐和紙特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（18戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（19戦8勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルエルフに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月9日、連闘で迎えた26戦目は、土佐紬特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（20戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプリンシアルーナに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般B4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（21戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のルビーエメラルドに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、祝杉本・村山退職特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（22戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（23戦10勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディープランマに6馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月26日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のスピカ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（24戦11勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた31戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（25戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般Bロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（26戦11勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた33戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ひろめ市場特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったラフテルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた34戦目は、しんたろう号やたろう号特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（27戦11勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月17日、中0週で迎えた35戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、シコクアザミ特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦のヴェガ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（28戦11勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた37戦目は、一般Bイ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（29戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るストロングライデンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、カヌーで川下り特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（30戦12勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルエルフを半馬身振り切って勝利数を14に伸ばす

8月24日、中4週で迎えた39戦目は、足摺岬特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（31戦13勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた40戦目は、柏島スキューバダイビング特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。