コンフィデンツァ（2001年生、母コンフィデンス）

コンフィデンツァ（2001年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「信頼（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したコンフィデンスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2005年の愛知ユウキクラブ初夢賞(一般C23)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月26日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず最後はクロスパワーと並んで8着同着となった。

9月4日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた6戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた7戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカレンパパから3馬身差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラメロディーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月2日、中4週で迎えた9戦目は、愛知ユウキクラブ初夢賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスリースウィープに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、アロエ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカブラックをアタマ差制して2勝目を奪取した。

3月25日、中9週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウケンゴウから3馬身差の2着に敗北した。

11月1日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg絞って迎えた12戦目は、柚葉・桃菜七五三賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C12（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウトウゲンに2馬身半の差をつけて優勝

12月30日、中2週で迎えた15戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、さざんか賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

5歳（2006年）

1月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンボリウエストを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中3週で迎えた17戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイステージに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月23日、連闘で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第4戦（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッグニュースに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

3月10日、中1週で迎えた19戦目は、橘特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（12戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るローズトルネードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

4月21日、連闘で迎えた22戦目は、名古屋平和公園特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（15戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンディーバローズを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミノノオーヒに3馬身の差をつけて7勝目をマークした。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（16戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカレンナケープにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、連闘で迎えた25戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた26戦目は、高賀の森水杯（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（17戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた27戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（18戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンエムディバースに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月26日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、仙石ヒロト君初誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（20戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた30戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（21戦5勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた31戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（22戦5勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた32戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（23戦5勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。