ラガーライデン（1995年生、母ナイキキャロル）

ラガーライデン（1995年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時12歳）と交配したナイキキャロルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地8戦2勝、地方33戦8勝2着6回。2002年の百万石賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

8月2日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナスノカチドキに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1999年）

1月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のロングイシンに1馬身3/4の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

7月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2000年）

4月25日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた10戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシュウタイセイを上がり0位の末脚で半馬身差し切って休養明け初戦をモノにした。

6月5日、中5週で迎えた11戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本登志彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた12戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本登志彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルギサンに2馬身半の差をつけて優勝

7月31日、中3週で迎えた13戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本登志彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーパシフィックに2馬身半の差をつけて制した。

9月10日、中5週で迎えた14戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本登志彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツルギサンをクビ差振り切って6勝目を手に入れた。

10月9日、中3週で迎えた15戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で山本登志彦騎手（5戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた16戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本登志彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るディーゲバルトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を収める

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本登志彦騎手（7戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた18戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山本登志彦騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

6歳（2001年）

4月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山本登志彦騎手（9戦5勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るプラントタイガーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って8勝目を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた20戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本登志彦騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコリムライデンに5馬身の差をつけて優勝

5月20日、中2週で迎えた21戦目は、あすなろ賞（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山本登志彦騎手（11戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るツルギサンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月17日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山本登志彦騎手（12戦8勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月23日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山本登志彦騎手（13戦8勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた24戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山本登志彦騎手（14戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山本登志彦騎手（15戦8勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月18日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山本登志彦騎手（16戦8勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた27戦目は、犀川特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で山本登志彦騎手（17戦8勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セノエタイヨーに交わされて1馬身差の2着となった。

7歳（2002年）

4月13日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で山本登志彦騎手（18戦8勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオスティークを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた29戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で山本登志彦騎手（19戦8勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月25日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で山本登志彦騎手（20戦8勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるトゥインチアズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた31戦目は、利家公特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で山本登志彦騎手（21戦8勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジュビレーションを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は23戦連続で山本登志彦騎手（22戦8勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるジョウテンペガサスを捕まえ切れず、約13馬身差の2着となった。

7月21日、中3週で迎えた33戦目は、巌門特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で山本登志彦騎手（23戦8勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるボナンザーローマンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

8歳（2003年）

5月19日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた34戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、晩春特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた35戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた37戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、向暑特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月24日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、北陸コカ・コーラボトリング特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた39戦目は、ペプシコーラ特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた40戦目は、禄剛崎特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた41戦目は、白菊特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。