グランドカイザー（1993年生、母スウイストナオミ）
1993.02.22
グランドカイザー（1993年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時16歳）と交配したスウイストナオミが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永 聡。戦績は、地方34戦15勝2着6回。1998年の東北アラブチャンピオン(アラ系4歳以上)に勝利した他、1998年のアラブ大賞典(アラ系一般)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
新井康夫厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（1995年）
7月3日、デビュー戦は小林照男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンショウハイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月1日、中8週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林照男騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンショウハイに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月19日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林照男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンディダンサーに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
10月6日、中1週で迎えた4戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のなでしこ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒトミドリームに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
11月21日、中6週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は小林照男騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンショウハイから5馬身差の2着に敗北した。
12月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月27日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、アラ系3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林照男騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワボニータに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
3歳（1996年）
4月1日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、岩槻城特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林照男騎手（5戦4勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月26日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月29日、中4週で迎えた10戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月27日、中3週で迎えた11戦目は、船橋記念（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月26日、中3週で迎えた12戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（4戦1勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカサイオーカンからアタマ差の2着となった。
9月16日、中6週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、セイユウ賞（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョセツローゼンから1馬身半差の2着に敗北した。
10月16日、中3週で迎えた14戦目は、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコクファミリーから2馬身半差の2着に敗北した。
11月26日、中5週で迎えた15戦目は、禅寺丸特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月23日、中3週で迎えた16戦目は、アラブマイラーズ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミカワカズーンから1馬身半差の2着に敗北した。
4歳（1997年）
1月27日、中4週で迎えた17戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月6日、中9週で迎えた18戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、IBC杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月5日、中3週で迎えた19戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、金蹄賞（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月1日、中3週で迎えた20戦目は、TV岩手杯（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドサイトに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
6月29日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロナドラオーに1馬身半の差をつけて制した。
7月27日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノセイコウに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。
8月23日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイオーカンをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
9月7日、中1週で迎えた24戦目は、アラブ王冠（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月5日、中3週で迎えた25戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイオーカンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月2日、中3週で迎えた26戦目は、アラブ大賞典（盛岡ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノセイコウに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月30日、中3週で迎えた27戦目は、せきれい賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルデンライデンから1馬身差の2着となった。
5歳（1998年）
1月4日、中4週で迎えた28戦目は、紫桐杯（水沢ダート2000m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月5日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、IBC杯（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（10戦6勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月5日、中3週で迎えた30戦目は、金蹄賞（水沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（11戦6勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタービュレンスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月14日、中5週で迎えた31戦目は、テレビ岩手杯（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林俊彦騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイオーカンに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす
7月5日、中2週で迎えた32戦目は、東北アラブチャンピオン（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小林俊彦騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイチコウワールドに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、アラブ大賞典（水沢ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小林俊彦騎手（14戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタービュレンスに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月3日、中5週で迎えた34戦目は、セイユウ賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で小林俊彦騎手（15戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。