ダッチギルダー（1990年生、母メナコマチ）

ダッチギルダー（1990年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリキアイオー（当時14歳）と交配したメナコマチが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦15勝2着18回。主な勝ち鞍は1995年の岩手県騎手招待特別(B以上)。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

8月15日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた3戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3歳（1993年）

6月15日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた6戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミジェミニーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケープホープからアタマ差の2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファボーイから2馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノスカイに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサインパルに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンバンカーに5馬身の差をつけて4勝目をマークした。

4歳（1994年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月14日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（8戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユーモレスクに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユーモレスクに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシーザーテイオーに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月6日、中2週で迎えた16戦目は、つばき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井浩和騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモエギャルから2馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井浩和騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のクリヒメに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月17日、中3週で迎えた18戦目は、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井浩和騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホクリョーダイオーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井浩和騎手（14戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井浩和騎手（15戦9勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーから1馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井浩和騎手（16戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーからクビ差の2着に甘んじた。

8月20日、中2週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井浩和騎手（17戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテスタロッサリリーに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月30日、中5週で迎えた23戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉井浩和騎手（18戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタハラワカバから1馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中0週で迎えた24戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュエルテイオーから2馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた25戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（19戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーから2馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中2週で迎えた26戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（20戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーから半馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中2週で迎えた27戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（21戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーからハナ差の2着に甘んじた。

5歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた28戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（22戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディトップから4馬身差の2着に敗北した。

1月16日、中1週で迎えた29戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（23戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた30戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディトップに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

2月11日、中1週で迎えた31戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（24戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた32戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（25戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディトップから3馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた33戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（26戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のコクリアスに4馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

4月23日、中4週で迎えた34戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（27戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた35戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（28戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のレークオクトに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月22日、中2週で迎えた36戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（29戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディトップから5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中2週で迎えた37戦目は、あじさい賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（30戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた38戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（31戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた39戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（32戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッケイロータリーから半馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中3週で迎えた40戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリニスヤマトから2馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた41戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリニスヤマトから約12馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた42戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（33戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターノーパスに6馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

11月4日、中2週で迎えた43戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（34戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイルドタイセイから5馬身差の2着に敗北した。

6歳（1996年）

5月19日、約6か月半の休養明けで迎えた44戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（35戦13勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた45戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（36戦13勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた46戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（37戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノトリニティから6馬身差の2着に敗北した。