モエレパストラル（2004年生、母パストラルジョイ）

モエレパストラル（2004年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時16歳）と交配したパストラルジョイが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、地方34戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上B1二。

経歴

デビュー前

黒川武厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月22日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。馬体重は498kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた2戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のクレセールに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月9日、中3週で迎えた9戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2007年）

2月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレッドアメリカンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オースミポップスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月6日、中2週で迎えた16戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったハタノプラウドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた18戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレッドアメリカンを別次元の末脚で半馬身差し切って断然人気に応えた。

8月1日、中1週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠形山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のデリマに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月19日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオズノホットハーツを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って順当に勝利した。

10月3日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、モントレルドに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月1日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上B1一（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したリンガディングを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月15日、中1週で迎えた24戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（6戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタニノランドアートをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

12月13日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2008年）

3月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、さよう特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は保利良平騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

3月14日、中0週で迎えた27戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったケイアイスキャットに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月8日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（9戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のテクノシュウホウを3/4馬身振り切って制した。

4月23日、中1週で迎えた29戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、あじさい賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、キリフダに3/4馬身交わされて2着となった。

7月9日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上A2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた34戦目は、ゆうがお賞（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。