カッサンドーラ（2001年生、母バティック）

カッサンドーラ（2001年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する予言者」。毛色は芦毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したバティックが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方39戦12勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の白樺特別(C2-1 牝)。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3歳（2004年）

4月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月1日、中5週で迎えた8戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラプレストに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般D4-4（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンパンドラに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランプアイに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦の白樺特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクバシリスクに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、日本軽種馬登録協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイッシュウイングから4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のワカオスペシャルに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2005年）

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、平和の滝特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアステリズムをハナ差制して制した。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、元町特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペシャルリーズンから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（8戦6勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、苗穂特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（9戦6勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた19戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、アサティス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のアステリズムをクビ差制して勝利を手に入れた。

8月2日、中2週で迎えた20戦目は、ハダル特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキープランに5馬身の差をつけて優勝

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリブロードキャストに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた23戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（10戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、レギュラーメンバー賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のピースオブラヴに5馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月26日、中1週で迎えた25戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（12戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のリブロードキャストに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月10日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（13戦8勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

12月15日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた27戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

5歳（2006年）

4月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた28戦目は、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（14戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデーカロをアタマ差制して休み明けの一戦を制した。

5月5日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（15戦9勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月7日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた30戦目は、ミラクルアドマイヤ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（17戦9勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた32戦目は、プロキオン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（18戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた33戦目は、キリン生茶シャイニングスターカップ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（19戦9勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた34戦目は、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（20戦9勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島雅人騎手（21戦9勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月11日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた36戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川島雅人騎手（22戦9勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた37戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、浦河町獣医師会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた38戦目は、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6歳（2007年）

6月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた39戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた40戦目は、Aiba浦河周辺商店街組合特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンテからクビ差の2着となった。

8月2日、中3週で迎えた41戦目は、買物公園「旭川屋」特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた42戦目は、千歳市サーモンパーク記念特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロシジェットから1馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた43戦目は、ヤングジェネレーションカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた44戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（4戦3勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた45戦目は、応援ビアパーティーAiba浦河特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（23戦9勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた46戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。