カゲノショウグン（1999年生、母スターチャート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、鎌田孝一から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、鎌田孝一から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、澤田光章によって367.5万円で落札された。

3歳（2002年）

5月12日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 曇/重）に出走。馬体重は503kg。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

12月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るトレジャーアトラスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミッキースポットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のグレイサイクロンを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

2月5日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2九十（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアイモンデューに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月4日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、トサノビッグに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

1月9日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で澤佳宏騎手（9戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で澤佳宏騎手（10戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で澤佳宏騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で澤佳宏騎手（12戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコパノゴリヤクに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で澤佳宏騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3一（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で澤佳宏騎手（14戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベリエにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で澤佳宏騎手（15戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた17戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカサゴフラワーを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って5勝目をつかんだ。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、週刊競馬ブック賞（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のマウイノカオイをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月6日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1-11 12（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモスタッドに3馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

6歳（2005年）

1月17日、中2週で迎えた21戦目は、世田谷区特別（大井ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた22戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた23戦目は、中野区特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

4月1日、中3週で迎えた24戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（6戦2勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月8日、中4週で迎えた25戦目は、豊島区特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（7戦2勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、荒川区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（9戦2勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したトキノマイニングにハナ差届かず2着となった。

11月21日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、マイネルケルンに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月13日、中2週で迎えた29戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルファファビアンをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

7歳（2006年）

1月11日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクラビッグレディをクビ差振り切って9勝目を獲得した。

2月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したリアルバローズにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月13日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフレンドフォンテンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月5日、中3週で迎えた34戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコアレスブレーブに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月20日、中6週で迎えた35戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったレオアライブに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中4週で迎えた36戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、犬吠埼特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月8日、約4か月半の休養明けで迎えた37戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったユウコーサマーランに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8歳（2007年）

1月12日、中4週で迎えた38戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、初茜特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

2月8日、中3週で迎えた39戦目は、駿光特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスウィートスマイルをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月9日、中3週で迎えた40戦目は、麗特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。