ダンディーハート（1992年生、母ハートブレイク）

ダンディーハート（1992年4月4日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時18歳）と交配したハートブレイクが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、中央障害6戦0勝2着1回、地方36戦6勝2着10回。1997年のアフター5スター賞(地方重賞)で2着に入った他、1997年のサンタアニタトロフィー(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

栗田繁厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1994年）

12月19日、デビュー戦は郷間隆騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は517kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のベストコマンダーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1995年）

3月27日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサクラ草特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイウイングから1馬身半差の2着となった。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプロムローズをアタマ差制して2勝目を掴み取った。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったパーフェクトマークから半馬身差の2着となった。

6月7日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。13着に敗れた。

11月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスボルケイノをクビ差制して休み明け初戦を物にした。

12月1日、中2週で迎えた8戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイソノクロスからクビ差の2着に甘んじた。

12月20日、中2週で迎えた9戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノファクトから1馬身差の2着となった。

4歳（1996年）

1月15日、中3週で迎えた10戦目は、初春賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のシローストライカーに2馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

2月17日、中4週で迎えた11戦目は、アメジスト賞（大井ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた12戦目は、早春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケイバトラーからアタマ差の2着に甘んじた。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、レグルス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケイバトラーからアタマ差の2着に惜敗した。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、スターライトカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のキングマジックに3/4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

6月17日、中4週で迎えた17戦目は、シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のキングマジックに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月24日、中4週で迎えた18戦目は、サンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

8月26日、中4週で迎えた19戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、アフター5スター賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペクタクルからアタマ差の2着となった。

9月18日、中2週で迎えた20戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた21戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦2勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた22戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月18日、中2週で迎えた23戦目は、東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた24戦目は、勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイワントーホクから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

1月16日、中2週で迎えた25戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

2月27日、中5週で迎えた26戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた27戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた28戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた29戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた30戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアブクマポーロから2馬身差の2着となった。

8月28日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサプライズパワーから1馬身差の2着となった。

10月2日、中4週で迎えた32戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた34戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた35戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1998年）

1月21日、中2週で迎えた36戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

3月22日、中8週で迎えた37戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

12月6日、約8か月半の休養明けで迎えた38戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカサンボーイから6馬身差の2着に敗北した。

7歳（1999年）

1月6日、中1週で迎えた40戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月16日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた41戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は田中剛騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた43戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。