ナチュラリー（2014年生、母マジックウェーブ）

ナチュラリー（2014年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「自然に」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時17歳）と交配したマジックウェーブが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は冨岡牧場。2020年の園田ウインターカップ(地方重賞)を連覇した他、2018年、2019年と兵庫ゴールドカップ(地方重賞)を連覇するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、センチュリースタッドファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、池袋レーシングによって334.8万円で落札された。

新子雅司厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2016年）

8月18日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホープクリスエスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月27日、中6週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスターレーンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

11月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月31日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3歳（2017年）

2月5日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で下原理騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、丹波竜のちーたん誕生特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で下原理騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカネトシバリアントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月25日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1230m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で下原理騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、レオベストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で下原理騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた16戦目は、初秋特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で下原理騎手（15戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエクストレミティーを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

11月1日、中4週で迎えた17戦目は、地方重賞の兵庫ゴールドカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で下原理騎手（16戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、バズーカにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月30日、中7週で迎えた18戦目は、オッズパーク・マキバオー杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で下原理騎手（17戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したベルサリエーレを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2018年）

1月17日、中2週で迎えた19戦目は、武徳杯（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で下原理騎手（18戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハタノキセキに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

2月8日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞の園田ウインターカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で下原理騎手（19戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた21戦目は、山口シネマ賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は21戦連続で下原理騎手（20戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチーフアセスメントに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月10日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で下原理騎手（21戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月11日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で下原理騎手（22戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた24戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、夕刊フジ賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、エイシンシャルルにクビ差交わされて2着となった。

6月21日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 晴/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（23戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた26戦目は、3歳以上A1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（24戦5勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、地方重賞の兵庫ゴールドカップ（園田ダート1230m 雨/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のブレイヴコールに3馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

11月29日、中4週で迎えた28戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、アールプロセスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた29戦目は、オッズパーク杯（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月15日、中1週で迎えた30戦目は、開設4周年記念 DASH観音寺杯（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハタノキセキに5馬身の差をつけて制した。

2月14日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞の園田ウインターカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキクノステラに4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

4月10日、中7週で迎えた32戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（6戦3勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた33戦目は、4歳以上A1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（7戦3勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のトウシンムサシに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月19日、中4週で迎えた34戦目は、佐用もち大豆GI登録記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のゴールドスークに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（9戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、エイシンエンジョイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月25日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、地方重賞の兵庫ゴールドカップ（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で笹田知宏騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のイルティモーネに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた37戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹田知宏騎手（11戦6勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

12月27日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた38戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で笹田知宏騎手（12戦6勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6歳（2020年）

2月20日、中7週で迎えた39戦目は、地方重賞の園田ウインターカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で笹田知宏騎手（13戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイシンエンジョイに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月9日、中6週で迎えた40戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で笹田知宏騎手（14戦7勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた41戦目は、薫風特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で笹田知宏騎手（15戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタマモジュニアに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

9月11日、約4か月の休養明けで迎えた42戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で笹田知宏騎手（16戦8勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた43戦目は、地方重賞の兵庫ゴールドカップ（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で笹田知宏騎手（17戦8勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた44戦目は、立冬特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で笹田知宏騎手（18戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のイルティモーネに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月23日、中4週で迎えた45戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は19戦連続で笹田知宏騎手（19戦9勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7歳（2021年）

2月4日、中5週で迎えた46戦目は、上郡赤松円心特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で笹田知宏騎手（20戦9勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミカエルシチーに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月25日、中2週で迎えた47戦目は、地方重賞の兵庫ウインターカップ（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で笹田知宏騎手（21戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、DASH岸和田五月特別（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は22戦連続で笹田知宏騎手（22戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月24日、約4か月の休養明けで迎えた49戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で笹田知宏騎手（23戦10勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた50戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で笹田知宏騎手（24戦10勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、トウケイタンホイザに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月17日、中3週で迎えた51戦目は、吉川温泉よかたん特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で笹田知宏騎手（25戦10勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、エイシンエンジョイに3/4馬身交わされて2着となった。

12月17日、中3週で迎えた52戦目は、近江牛特別（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は26戦連続で笹田知宏騎手（26戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラナリーに6馬身の差をつけて優勝

8歳（2022年）

1月26日、中5週で迎えた53戦目は、JA兵庫西アグリドリーム賞（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で笹田知宏騎手（27戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のハナブサを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月23日、中3週で迎えた54戦目は、地方重賞の兵庫ウインターカップ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で笹田知宏騎手（28戦12勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月7日、中5週で迎えた55戦目は、スズラン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で笹田知宏騎手（29戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のコスモピオニールをクビ差振り切って勝利数を18に伸ばす

10月7日、約6か月の休み明けで迎えた56戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は30戦連続で笹田知宏騎手（30戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、アタミにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月23日、中6週で迎えた57戦目は、いい味だしてる。淡路ビーフ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は31戦連続で笹田知宏騎手（31戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。