ヒシトリアーナ（2007年生、母ヒシレイホウ）

ヒシトリアーナ（2007年3月20日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋地名」。毛色は芦毛。種牡馬のヒシミラクル（当時8歳）と交配したヒシレイホウが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦6勝2着10回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月10日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

4月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

6月26日、中8週で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月8日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十二戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニーロイヤルからアタマ差の2着に甘んじた。

8月15日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦の福山・高知競馬連携騎手交流第十五戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェリッシュから3馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の福山競馬は今からで賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアリアンをハナ差制して初勝利を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のギターラに半馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイースタンパワーからハナ差の2着に甘んじた。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノムサシからハナ差の2着に惜敗した。

12月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーリボンをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

12月25日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の福山・高知連携中岡慎太郎シリーズ五戦（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた16戦目は、福山・高知連携高杉晋作シリーズ三戦（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイビスティーから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月10日、連闘で迎えた17戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンテリジェンスから3馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノチャンスから5馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、福山・高知競馬連携騎手交流第三十二戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（13戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた20戦目は、一般C6（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウクオーレに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（15戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた22戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月10日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、一般C1三（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（18戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のララに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月23日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンラヴィータから1馬身差の2着に敗北した。

4月30日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（20戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーバンマーメイドからアタマ差の2着に甘んじた。

5月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（21戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のララをクビ差制して単勝一倍台の評価に応えた。

5月23日、連闘で迎えた28戦目は、福山・高知連携いろは丸シリーズ九戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（22戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードタルカンから2馬身差の2着となった。