ディスケガウデーレ（2019年生、母カブリオレ）

ディスケガウデーレ（2019年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「楽しむことを学べ(ラテン語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時8歳）と交配したカブリオレが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は株式会社ミリオンファーム。主な勝ち鞍は2022年の妙見山特別。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月20日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3歳（2022年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイナミックリュウに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの大牟田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

10月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

11月24日、中5週で迎えた7戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、酒米の王様山田錦杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、そのだは面白い!第13回青芝フック杯（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上B1（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダウンタウンスピカを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って2勝目をマークした。

2月23日、中4週で迎えた11戦目は、菜の花賞（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウオニテに2馬身の差をつけて優勝

3月15日、中2週で迎えた12戦目は、がんばれ!近畿の酪農応援賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた13戦目は、穀雨特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたトリニティノット決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた15戦目は、丹波篠山茶特別（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

10月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、日本酒で乾杯のまち多可町特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鴨宮祥行騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月23日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアイアンフラワーを半馬身振り切って4勝目を奪取した。

12月31日、中4週で迎えた19戦目は、大晦日ファイナルダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったメイプルシスターに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5歳（2024年）

1月16日、中1週で迎えた20戦目は、太子ひまわり特別（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイズジョードリームを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って5勝目を獲得した。

3月5日、中6週で迎えた21戦目は、4歳以上A2 B1（姫路ダート800m 小雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で鴨宮祥行騎手（12戦4勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月16日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で鴨宮祥行騎手（13戦4勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

2022年3月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。