コスモバルク（2001年生、母イセノトウショウ）
Cosmo Bulk
2001.02.10
コスモバルク（2001年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大きさ、巨大なもの」。2003年にNARグランプリサラブレッド2歳最優秀馬、2004年にJRA賞特別賞（特別敢闘賞）、NARグランプリ年度代表馬及び最優秀ターフ馬、2006年にNARグランプリ最優秀ターフ馬、2007年にNARグランプリ最優秀ターフ馬、2010年にNARグランプリ特別表彰馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のザグレブ（当時8歳）と交配したイセノトウショウが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、中央平地35戦4勝2着4回、地方9戦5勝2着3回、海外4戦1勝。2006年のシンガポールエアラインズ国際カップ(新加坡・G1)に勝利した他、2004年のジャパンカップ(G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞4勝を挙げた。
経歴
デビュー前
田部和則厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2003年）
8月26日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーテーオーから4馬身差の2着に敗北した。
9月4日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセンチュリーホースに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月30日、中3週で迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレシーリングに1馬身の差をつけて優勝
10月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアグネスタキオン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレシーリングから1馬身差の2着に敗北した。
11月8日、中3週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のハイアーゲームに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月27日、中6週で迎えた6戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯2歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミスティックエイジに1馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。
3歳（2004年）
3月7日、中9週で迎えた7戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウボーラーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3連勝で2つ目の重賞タイトルを獲得した。
4月18日、中5週で迎えた8戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったダイワメジャーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
5月30日、中5週で迎えた9戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦3勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
9月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセレブセレクションに半馬身の差をつけて6勝目を獲得した。
9月19日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦4勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のホオキパウェーブをクビ差振り切って3つ目の重賞タイトルをゲットした。
10月24日、中4週で迎えた12戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦5勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
11月28日、中4週で迎えた13戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったゼンノロブロイにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。
12月26日、中3週で迎えた14戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（8戦5勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。
4歳（2005年）
3月26日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。
5月14日、G1のチャンピオンズマイル（香港・シャティン芝1600m）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月26日、中5週で迎えた17戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。
10月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。
11月27日、中6週で迎えた19戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。
12月25日、中3週で迎えた20戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（9戦5勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着を確保した。
5歳（2006年）
3月25日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。
5月14日、G1のシンガポールエアラインズ国際カップ（シンガポール・クランジ芝2000m）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のKing And Kingに1馬身3/4の差をつけて念願のG1初制覇を果たした。
6月25日、中5週で迎えた23戦目は、G1の宝塚記念（京都芝2200m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
9月3日、中9週で迎えた24戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、トウショウナイトに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
9月24日、中2週で迎えた25戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（13戦6勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したバランスオブゲームにハナ差届かず2着に甘んじた。
10月29日、中4週で迎えた26戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（14戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
11月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（15戦6勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
12月24日、中3週で迎えた28戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（16戦6勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。
6歳（2007年）
4月1日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（17戦6勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
5月20日、G1のシンガポールエアラインズ国際カップ（シンガポール・クランジ芝2000m）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（18戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャドウゲイトから1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月24日、中4週で迎えた31戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（19戦6勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。
9月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（20戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月30日、中1週で迎えた33戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（21戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のボスアミーゴに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
10月28日、中3週で迎えた34戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（22戦7勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。
11月25日、中3週で迎えた35戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。
12月23日、中3週で迎えた36戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
7歳（2008年）
3月29日、約3か月の休み明けで迎えた37戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
5月18日、G1のシンガポールエアラインズ国際カップ（シンガポール・クランジ芝2000m）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月30日、約6か月半の休み明けで迎えた39戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。17頭立ての14番人気で18番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい17着に終わった。
12月28日、中3週で迎えた40戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
8歳（2009年）
3月28日、約3か月の休養明けで迎えた41戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。
5月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。
6月28日、中7週で迎えた43戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを5馬身以上保って、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。
7月19日、中2週で迎えた44戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモヴァシュランに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
9月27日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた45戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のボスアミーゴに1馬身1/4の差をつけて1番人気に応えた。
11月1日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた46戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（6戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。
11月29日、中3週で迎えた47戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（23戦7勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。
12月27日、中3週で迎えた48戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（24戦7勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。