オレカーニバル（2013年生、母ワインレッド）

オレカーニバル（2013年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カーニバルを楽しもう」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時12歳）と交配したワインレッドが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の一般B1二。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

12月13日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2016年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月23日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコウエイスズランに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B6（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったフレンチフューゴに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月4日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメアリーローズに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月13日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジェイケイウィンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、メガネ・ゆいちゃん結婚記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマチョウルンバを異次元の末脚で半馬身差し切って3勝目を手に入れた。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターリースワンに9馬身の差をつけて優勝

11月27日、中3週で迎えた12戦目は、おいもさんもぐもぐ盃（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったドゥスールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャスールニングに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、能登波の花賞（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2017年）

3月23日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイキガラハッドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中1週で迎えた17戦目は、あきよなんちゃって20歳記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（11戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のシャスールニングに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、お旅まつり特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、若葉まつり賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（12戦6勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のバルバムーシュに4馬身の差をつけて7勝目を収める

7月2日、中1週で迎えた22戦目は、石動山開山祭特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（14戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた23戦目は、ふるさと山中夏まつり特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（15戦7勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、大野湊神社神幸祭特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（16戦7勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、酒見大祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（17戦7勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた26戦目は、山中温泉芭蕉祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた27戦目は、恋路賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（18戦7勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（19戦7勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた29戦目は、光夫さんお誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（20戦7勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた30戦目は、祝!やっし&みゆき結婚記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（21戦7勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、金沢でもやっちゃうよ☆安田ろろ記念（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（22戦7勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた33戦目は、もんや記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（23戦7勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた34戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（24戦7勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したエイダイムーンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5歳（2018年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、梶隆志還暦祝い記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（25戦7勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた36戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（26戦7勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。