スピニングザホイル（1989年生、母ショウメイサクラ）

スピニングザホイル（1989年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時6歳）と交配したショウメイサクラが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回、地方34戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

9月14日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトレヴィット決め手に屈してクビ差の2着となった。

3歳（1992年）

5月3日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたタケデンアロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のフルーツカクテルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1993年）

6月20日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、菅原幸志騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月28日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 小雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1994年）

4月11日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールエースから1馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中3週で迎えた12戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のネイビーシールズに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月23日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーコメディアンからクビ差の2着に甘んじた。

9月12日、中6週で迎えた14戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドロスから2馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた15戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシーコメディアンに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウスマーフに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月5日、中4週で迎えた18戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノナイルから2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1995年）

1月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノナイルから1馬身半差の2着に敗北した。

1月28日、中2週で迎えた21戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた22戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月25日、中6週で迎えた23戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブウォーズから1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた24戦目は、坂本一仁騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本一仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた26戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本一仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスパンキーに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

6月20日、中2週で迎えた27戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクプリテンドから1馬身差の2着となった。

6月27日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキカイオーマルから1馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、中3週で迎えた29戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノパールピアスから3馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた30戦目は、緑陰特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた31戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた32戦目は、神無月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた33戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた34戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（1996年）

8月16日、約8か月半の休養明けで迎えた36戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月26日、中0週で迎えた37戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた38戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般D1イ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。