クリメイト（1982年生、母クリアーチ）

クリメイト（1982年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時7歳）と交配したクリアーチが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道室蘭市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地41戦9勝2着10回。1988年のアンドロメダステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

12月1日、10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2歳（1985年）

6月15日、15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネショウトクから1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月29日、10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノクニレディに3馬身の差をつけて勝利を決めた。

9月8日、11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノユニバックに2馬身の差をつけて勝利を物にした。

10月6日、8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月16日、11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月1日、9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクザンタローに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

12月21日、12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1986年）

1月11日、5歳以上1400万下の門松賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

1月26日、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

2月15日、5歳以上1400万下の橿原特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月9日、5歳以上1400万下の甲武ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月29日、牝馬限定の4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政見騎手。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月20日、4歳以上900万下（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月26日、札幌日刊スポーツ杯（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田明弘騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月30日、4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイナシンデレラを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月20日、牝馬限定のハンデ戦で4歳以上900万下の蓬莱峡特別（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のユニバーサルダイナに2馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

5歳（1987年）

3月14日、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1700m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたメジロエマ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

3月28日、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月2日、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンハレルヤを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月23日、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシマノスピードを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

6月6日、5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、伸びてきたダンディポイント決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月25日、牝馬限定の4歳以上900万下の別府特別（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、伸びてきたイーストナルビー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月8日、4歳以上900万下のサマーステークス（小倉芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したダブルイーグルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月30日、ハンデ戦で4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月26日、牝馬限定の4歳以上900万下の蓬莱峡特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武豊騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したテンザンオトメに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月10日、4歳以上900万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武豊騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンレーザーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月8日、4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で武豊騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月6日、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で武豊騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジムグリーンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて勝利を掴んだ。

12月26日、ハンデ戦で4歳以上900万下の夙川特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で武豊騎手。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（1988年）

1月9日、5歳以上1400万下の門松賞（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で武豊騎手。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイナオリンピアに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月30日、5歳以上1400万下の羅生門特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で武豊騎手。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったクラウンマーチに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で武豊騎手。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

9月10日、4歳以上1400万下の元町ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で武豊騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月9日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の太秦ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で武豊騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマチカネオオジサマをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月12日、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で武豊騎手。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイブキノセイウンをクビ差振り切って勝利を掴み取った。

12月4日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

12月25日、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。