ダイワウインザー（1983年生、母ハヤブサアラナス）
Daiwa Windsor
1983.04.26
ダイワウインザー（1983年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナイスダンサー（当時14歳）と交配したハヤブサアラナスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地28戦5勝、地方28戦7勝2着9回。主な勝ち鞍は1988年の猪苗代特別(900万下)。
経歴
デビュー前
秋山史郎厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1986年）
5月31日、デビュー戦は4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/不良）に出走。馬体重は462kg。鞍上は岡山定夫騎手。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
6月7日、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
7月19日、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田村正光騎手。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワエバーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月10日、4歳以上400万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のビューティコトブキを3/4馬身振り切って勝利を収めた。
8月30日、ハンデ戦で4歳以上900万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。
9月14日、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
10月11日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は田村正光騎手。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマグママールを半馬身差し切ってトップでゴールを走り抜けた。
10月25日、4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。
11月22日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の霜月賞（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は大崎昭一騎手。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
12月21日、4歳以上1400万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
4歳（1987年）
1月17日、5歳以上1400万下の睦月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。9頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
2月1日、5歳以上1400万下の銀嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
2月15日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の金蹄賞（東京ダート2100m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。
3月8日、5歳以上1400万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。
9月13日、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のダンケリキヤを半馬身振り切って勝利を挙げた。
10月25日、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず3着に終わった。
11月15日、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
5歳（1988年）
3月27日、5歳以上900万下（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月17日、5歳以上1400万下の春風賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
5月1日、5歳以上900万下の高尾特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月22日、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村正光騎手。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
6月26日、5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で田村正光騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリバルドセブンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月24日、吾妻小富士賞（福島芝1800m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で田村正光騎手。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。
8月14日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のBSN杯（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田村正光騎手。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。
10月29日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の白秋ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武藤善則騎手。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
11月19日、4歳以上1400万下の霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田村正光騎手。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
6歳（1989年）
2月4日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の白富士ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
2月26日、5歳以上1400万下の東風ステークス（中山ダート1800m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。
5月31日、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシヤインモアに1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。
7月16日、赤城山特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスナイスに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。
9月20日、妙義山特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシユウザンパワーをクビ差制して1着ゴールを果たした。
10月10日、J・Tチャレンジカップ（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヨノスピードから5馬身差の2着に敗北した。
12月3日、畜産杯（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシユウザンパワーからクビ差の2着に甘んじた。
7歳（1990年）
3月18日、A1（高崎ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアームアニエリから半馬身差の2着となった。
5月5日、端午賞（高崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒタチライデンに1馬身半の差をつけて勝利を収めた。
10月14日、群馬記念（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月17日、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月1日、妙義山特別（高崎ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアームアニエリから半馬身差の2着に敗北した。
12月31日、高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8歳（1991年）
1月25日、新春杯（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアームアニエリからクビ差の2着に惜敗した。
2月22日、こうずけ特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月31日、A1（高崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月18日、一般A（高崎ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で丸山侯彦騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングヒーローから5馬身差の2着に敗北した。
10月13日、群馬記念（高崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月17日、一般A（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月18日、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で丸山侯彦騎手。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
9歳（1992年）
1月2日、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月16日、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブールンバに3/4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。
4月23日、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバテイムに1馬身の差をつけて勝利した。
5月9日、一般A（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイフウオーザをクビ差制して勝利を収めた。
6月14日、坂東太郎賞（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイユウリマンドから1馬身半差の2着となった。
7月13日、赤城山特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月15日、ミルクカップ（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイローマンから4馬身差の2着となった。
10月25日、群馬記念（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月14日、信濃特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
10歳（1993年）
1月2日、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウアイティーからクビ差の2着に甘んじた。