インターハイクラス（1999年生、母サボンネリエ）

インターハイクラス（1999年4月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時16歳）と交配したサボンネリエが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方30戦25勝2着1回。2005年の九州王冠(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

4歳（2003年）

4月27日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は557kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキユニバースを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月21日、中7週で迎えた2戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブルーブリザードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャリアリストに8馬身の差をつけて優勝

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョウワノーブルに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月26日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロイヤルヘレンに5馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンデーロマンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒヤクホーオーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒロタイセイに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月28日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツインレイザーに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイウンボーイに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイドルフィンに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモデリシアに5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオサキゴメンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

11月7日、約8か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（12戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴァルパナイトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

11月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（13戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンタロウプに6馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

12月11日、中2週で迎えた17戦目は、師走特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（14戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラマイニングに6馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

12月26日、中1週で迎えた18戦目は、バラ特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（15戦13勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノースダンシングに2馬身半の差をつけて連勝数を15に伸ばした。

6歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた19戦目は、フリージア特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（16戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラマイニングに5馬身の差をつけて連勝数を16に伸ばした。

2月11日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（17戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノースダンシングに7馬身の差をつけて連勝数を17に伸ばした。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、アメジスト特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（18戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノースダンシングに6馬身の差をつけて連勝数を18に伸ばした。

3月12日、中1週で迎えた22戦目は、ブラッドストーン特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手（19戦17勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイシンスペックに8馬身の差をつけて連勝数を19に伸ばした。

3月26日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で北村欣也騎手（20戦18勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトシザドラゴンに1馬身半の差をつけて20連勝を達成した。

4月23日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で北村欣也騎手（21戦19勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルシゲサーパスに4馬身の差をつけて連勝数を21に伸ばした。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上A1 A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で北村欣也騎手（22戦20勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルシゲサーパスに8馬身の差をつけて連勝数を22に伸ばした。

6月1日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた26戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で北村欣也騎手（23戦21勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシカルマウントに5馬身の差をつけて連勝数を23に伸ばした。

7月10日、中5週で迎えた27戦目は、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で北村欣也騎手（24戦22勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた28戦目は、花やしき協賛嘉瀬川特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で北村欣也騎手（25戦22勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた29戦目は、韓国岳特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で北村欣也騎手（26戦22勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターレジェンダに5馬身の差をつけて勝利数を25に伸ばす

12月25日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた30戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で北村欣也騎手（27戦23勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に敗れた。