アサクサカントリー（1983年生、母ボニーレツドラス）
Asakusa Country
1983.04.10
アサクサカントリー（1983年4月10日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時12歳）と交配したボニーレツドラスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地15戦4勝2着4回、地方49戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は1987年の葛飾特別(900万下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
矢野進厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1986年）
9月27日、デビュー戦は4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。鞍上は横田吉光騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
10月11日、4歳未勝利（福島芝1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったキリシャークにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
10月25日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。
11月16日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のクラッチヒッターをクビ差振り切って勝利を物にした。
12月7日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。
12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は横田吉光騎手。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
4歳（1987年）
5月24日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名正義騎手。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
6月14日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。
6月27日、5歳以上400万下（福島芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイナクレアーに5馬身の差をつけて勝利を挙げた。
7月19日、4歳以上400万下の妙高特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったマロンシローに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
8月2日、4歳以上400万下（新潟芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイロスに2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。
8月23日、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名正義騎手。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。
9月5日、ハンデ戦で4歳以上900万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名正義騎手。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったセノエタイヨーにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。
9月26日、ハンデ戦で4歳以上900万下の葛飾特別（中山芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯名正義騎手。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウオローボーイをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。
10月10日、4歳以上900万下の飯坂特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯名正義騎手。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、フジノセツザンに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。
5歳（1988年）
9月6日、一般A1（上山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月20日、一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月2日、一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月16日、神無月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノダンサーに4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。
11月13日、一般A2（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスタワールドに1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。
12月12日、飯豊連峰特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は川崎勝良騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーゴールドからクビ差の2着に甘んじた。
6歳（1989年）
5月2日、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月14日、さつき賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月28日、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトウフレンチに8馬身の差をつけて勝利を物にした。
6月13日、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネノシヤトルに1馬身の差をつけて勝利した。
6月25日、鳥海大賞典（上山ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月7日、霜月特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコウガルダンから約19馬身差の2着となった。
11月21日、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラカイウンに8馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。
12月10日、一般A1（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7歳（1990年）
4月15日、グリーンカップ（上山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月2日、皐月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウコウキングに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月28日、皐月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月12日、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月24日、鳥海大賞典（上山ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月16日、一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月26日、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガールイスに6馬身の差をつけて勝利を収めた。
9月11日、長月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月25日、長月特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月7日、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8歳（1991年）
5月27日、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月10日、一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビジョンヒーローから8馬身差の2着に敗北した。
6月25日、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月9日、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月16日、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノオーカンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月9日、一般B（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月24日、長月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーリーフから半馬身差の2着となった。
10月8日、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノオーカンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月22日、一般B（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月4日、一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月18日、霜月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9歳（1992年）
4月14日、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月28日、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月12日、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千場俊彦騎手。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月24日、一般A3（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で千場俊彦騎手。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月8日、一般B2イ（上山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月22日、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月6日、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月21日、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピィージェイクに8馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。
8月14日、オーガストスプリント（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月8日、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山ノ井良浩騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月25日、一般B3イ（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山ノ井良浩騎手。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月8日、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山ノ井良浩騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月22日、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月14日、金寿賞（上山ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったルックボーイから約13馬身差の2着に敗れた。