オヤコダカ（2012年生、母オメガカリビアン）

オヤコダカ（2012年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「親子共々優れた人。小説の題名より」。毛色は芦毛。種牡馬のサムライハート（当時10歳）と交配したオメガカリビアンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。2014年の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)で2着に入った他、2014年のブリーダーズゴールドジュニアカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月6日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るビービーオリジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた4戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアロマベールに3馬身の差をつけて優勝

8月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジェットシティに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月9日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1700m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラバズーカーに6馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた9戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で阪野学騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月26日、中2週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったジャジャウマナラシにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3歳（2015年）

4月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシークロムに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月14日、中2週で迎えた12戦目は、日本最大規模!芝ざくら滝上特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナリタボルトに6馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

6月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（8戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のタイムビヨンドに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月1日、中4週で迎えた16戦目は、ジャスタウェイ・プレミアム（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように疾駆したが、ニシノファイターにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月14日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、グランプリブラッドに交わされて1馬身差の2着となった。

11月12日、中3週で迎えた18戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2016年）

4月28日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウルトラカイザーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

5月25日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のヘブンズゲートを3/4馬身振り切って優勝

7月7日、中5週で迎えた21戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘブンズゲートに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月14日、中9週で迎えた22戦目は、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグランプリブラッドに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月12日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のスティールキングを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

11月10日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイムビヨンドに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラブバレットに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた26戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（7戦4勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5歳（2017年）

4月26日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川倭騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスティールキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月24日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川倭騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のドラゴンエアルに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月6日、中5週で迎えた29戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石川倭騎手（10戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイビジョンに約16馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

8月13日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で石川倭騎手（11戦7勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月13日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた31戦目は、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で石川倭騎手（12戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレイレジェンドに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月11日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で石川倭騎手（13戦8勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で石川倭騎手（14戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ステージインパクトにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6歳（2018年）

4月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で石川倭騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月23日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた35戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート2000m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月19日、中7週で迎えた36戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（16戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月18日、約3か月の休養明けで迎えた37戦目は、登別ブランド創設10周年特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（17戦8勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた38戦目は、オルフェーヴル・プレミアム（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（18戦8勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7歳（2019年）

4月23日、約5か月半の休み明けで迎えた39戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（ゴールドシップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（19戦8勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーステションに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

5月22日、中3週で迎えた40戦目は、ノヴェリスト・プレミアム（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（20戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラバズーカーに5馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

7月17日、中7週で迎えた41戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（21戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スーパーステションにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月15日、中3週で迎えた42戦目は、ロードカナロア・プレミアム（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（22戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンバローズをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

9月12日、中3週で迎えた43戦目は、地方重賞の旭岳賞（クリエイター2賞）（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（23戦10勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったスーパーステションに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月9日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石川倭騎手（24戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた45戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石川倭騎手（25戦10勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

8歳（2020年）

1月6日、中8週で迎えた46戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニュールックに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月1日、中3週で迎えた47戦目は、球磨川賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダブルコークに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月1日、中3週で迎えた48戦目は、鏡山賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったドラゴンゲートを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月15日、中1週で迎えた49戦目は、地方重賞のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた50戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の佐賀スプリングカップ（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた51戦目は、高千穂峰特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月4日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた52戦目は、大分川特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月27日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた53戦目は、スマホアプリJA2MP特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（26戦10勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたクインズサターン決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月24日、中3週で迎えた54戦目は、レイデオロ・プレミアム（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（27戦10勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた55戦目は、がんばれ!馬産地日高特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（28戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったクインズサターンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた56戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（29戦10勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2020年11月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。