ボスビアー（2008年生、母ハッピーアンズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、泊寿幸から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月2日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアンドラダイトに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたエクアトール決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

4月29日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた3戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、サントメジャーに交わされて1馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの立夏特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、ムラサキツユクサ特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月9日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、アルーダ日高西部特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた9戦目は、つぼ八特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた10戦目は、アドマイヤオーラ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

10月4日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、一般C2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、ベゴニア賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、ヱビスビール賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタサンオリオンを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月10日、連闘で迎えた14戦目は、北海道米「ゆめぴりか」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバンダに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4歳（2012年）

5月23日、約6か月半の休み明けで迎えた15戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた16戦目は、手稲山ミヤマスミレ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた17戦目は、花菖蒲特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーシンスイアブを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

7月25日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオンワードシュネルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を収める

8月30日、中4週で迎えた19戦目は、美唄やきとり特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のソニックファイヤーに2馬身の差をつけて制した。

9月13日、中1週で迎えた20戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったスパイアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた21戦目は、北海道YES!clean特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスパイアをハナ差振り切って7勝目を奪取した。

10月31日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、冬桜特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（2013年）

5月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、たきかわ菜の花特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた24戦目は、クロフネ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月10日、中5週で迎えた25戦目は、つぼ八40周年記念特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、テストマッチに半馬身交わされて2着となった。

8月6日、中3週で迎えた26戦目は、アルーダ日高西部特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた27戦目は、いつもあったかホクレン灯油特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたマッハタイザン決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、根室さんま祭り特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた29戦目は、様似アポイ岳特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7歳（2015年）

4月22日、約19か月の休養明けで迎えた30戦目は、3歳以上C3 C4-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったヤマイチローガンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた31戦目は、別海ホタテ・ホッキ祭り特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた32戦目は、JAびらとりニシパの恋人特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた33戦目は、牛乳で乾杯のまち中標津町特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた34戦目は、平取町義経神社例大祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた35戦目は、きのこの里フェスティバル特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた36戦目は、芳醇なワインの産地そらち特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月21日、中3週で迎えた37戦目は、JAひだか東いちご特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。