ベストスイセイ（1994年生、母テンスイー）

ベストスイセイ（1994年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時13歳）と交配したテンスイーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤義紀。戦績は、地方49戦12勝2着10回。2000年の高田屋嘉兵衛公園特別(アラ系4歳以上)に勝利した他、2000年のはぼたん(アラ系4歳以上)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

寺嶋正勝厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1996年）

8月8日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた2戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（1997年）

5月7日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーダーホーオンから1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユーホーコスモに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバモデルに8馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月29日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノタカユウに7馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサノヒロボーイに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノパワーからアタマ差の2着に甘んじた。

11月20日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

7月1日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた15戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイラットに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

7月31日、中2週で迎えた16戦目は、短距離特別（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチキリナーダムに4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、静御前特別（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた18戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、短距離特別（園田ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた19戦目は、短距離特別（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノポイントに1馬身の差をつけて制した。

9月30日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた21戦目は、ききょう（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（8戦3勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルオカイウンに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた23戦目は、しらぎく（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナンセイイチロウをハナ差制して勝利を手中に収めた。

12月10日、中2週で迎えた24戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（1999年）

1月12日、中4週で迎えた25戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（園田ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

1月28日、中1週で迎えた26戦目は、こうばい（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒットジャガーから1馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（11戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアギレラボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中2週で迎えた28戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエースランナーからアタマ差の2着に甘んじた。

4月14日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（13戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノホーオンに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月2日、約7か月半の休み明けで迎えた31戦目は、やまと地たまご特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた32戦目は、ひいらぎ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（14戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーツルイチからクビ差の2着に惜敗した。

6歳（2000年）

1月4日、中2週で迎えた33戦目は、ラジオ大阪賞（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（15戦5勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた34戦目は、洲本ポン太特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（16戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系5歳以上（園田ダート1870m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は岩田康誠騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノハクリュウから1馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた36戦目は、ウインターカップ（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた37戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた38戦目は、チューリップ（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（17戦5勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた39戦目は、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1870m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（18戦5勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた40戦目は、きんせんか（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（19戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォルテタカシに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5月18日、中1週で迎えた41戦目は、南光ひまわりの里特別（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（20戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた42戦目は、加古川くつ下特別（姫路ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（21戦6勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた43戦目は、白鷺賞（姫路ダート2000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（22戦6勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた44戦目は、高田屋嘉兵衛公園特別（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岩田康誠騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツバサキングに3/4馬身の差をつけて優勝

12月21日、中2週で迎えた45戦目は、はぼたん（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（23戦6勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワシュウジョージから1馬身半差の2着となった。

7歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（24戦6勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンのアラ系4歳以上（園田ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（25戦6勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルサンダーからハナ差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた48戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1870m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（26戦6勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

2月21日、中1週で迎えた49戦目は、ハンデ戦のウインターカップ（園田ダート1870m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（27戦6勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッコーディオスから2馬身差の2着となった。