コアレスハンター（1997年生、母フオンドコマンダー）

コアレスハンター（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時13歳）と交配したフオンドコマンダーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋耀代。戦績は、地方53戦16勝2着11回。2003年の東京大賞典(G1)で2着に入った他、2003年のマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞4勝を挙げた。

経歴

デビュー前

三坂博厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

12月27日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ゴールドヘイローに交わされて3馬身差の2着となった。

3歳（2000年）

3月1日、中8週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月8日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のコシズブルーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のケゴンノリュウに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2001年）

1月31日、中4週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノンストップスターに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は宗形竹見騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアヅマビートに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のドラゴンダーリンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月28日、中3週で迎えた8戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宗形竹見騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のチゴハヤブサに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月14日、中1週で迎えた9戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗形竹見騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、伸びてきたリアルアビリティ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月26日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、アルビレオ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宗形竹見騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、抜け出したハネダスプラッシュに半馬身届かず2着に敗北した。

10月5日、連闘で迎えた12戦目は、オパール賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のシンボリクリヨンに4馬身の差をつけて優勝

10月30日、中3週で迎えた13戦目は、カペラ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイニンハットに3馬身の差をつけて8勝目を手にした。

11月19日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の霜月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイアンハヤブサにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月14日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のディセンバー賞（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャコーダイヤに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったヤマノジェネラスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月24日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の’02ロイヤルカップ（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイティスターに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月6日、中5週で迎えた18戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、インテリパワーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月31日、約8か月の休養明けで迎えた19戦目は、地方重賞のかちどき賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンカバリエに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

11月21日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた21戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6歳（2003年）

3月5日、中8週で迎えた22戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオンユアマークに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月24日、中6週で迎えた23戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月30日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のベルモントアクターをクビ差振り切って勝利数を13に伸ばす

10月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、アドマイヤドンに交わされて4馬身差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた26戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

12月29日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（8戦2勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスターキングマンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7歳（2004年）

2月4日、中4週で迎えた28戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナイキゲルマンに1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

4月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月11日、約6か月の休養明けで迎えた31戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた32戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた33戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた34戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8歳（2005年）

2月2日、中4週で迎えた35戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた36戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月19日、約8か月の休養明けで迎えた37戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月6日、中2週で迎えた38戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエアウィードを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

11月30日、中2週で迎えた39戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9歳（2006年）

2月1日、中8週で迎えた40戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3月21日、中6週で迎えた41戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた42戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月11日、中3週で迎えた43戦目は、’06グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったホクトアサティスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月4日、中2週で迎えた44戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキシェンロンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

7月17日、中5週で迎えた45戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた46戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月5日、約3か月の休養明けで迎えた47戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアウィードに2馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

11月22日、中1週で迎えた48戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月31日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

10歳（2007年）

2月21日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた50戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったボンネビルレコードを半馬身捉え切れず2着となった。

4月18日、中7週で迎えた51戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた52戦目は、S2の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

6月17日、中3週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた53戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。