リワードヴァンガ（1994年生、母リワードウイング）

リワードヴァンガ（1994年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時17歳）と交配したリワードウイングが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）越湖牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦12勝2着7回。1998年の新潟グランプリ(地方重賞)で2着に入った他、1999年の迎春賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

8月16日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

11月9日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハーベストムーンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイリーズンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオショウリに2馬身の差をつけて制した。

4歳（1998年）

4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、一般C1ニ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツインヤマトからクビ差の2着に甘んじた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライクサクシードから4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正治騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正治騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハルノハナミチに4馬身の差をつけて3勝目を収める

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキープザビクトリーに約13馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリオールリズムに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツインヤマトをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

7月30日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライクサクシードに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノハウディに約13馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月14日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の両津特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェイスチェイスから1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、連闘で迎えた18戦目は、ハンデ戦の加治川特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンショーリをクビ差制して1着ゴールを果たした。

10月19日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の越後七浦特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正治騎手（14戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のバンジョウダンサーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で渡辺正治騎手（15戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから3馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、春日山特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正治騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトップテンに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月29日、中1週で迎えた22戦目は、雪国まいたけ特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺正治騎手（17戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングノーブルから半馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、米山特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺正治騎手（18戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスフラワーに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（1999年）

1月3日、中2週で迎えた24戦目は、地方重賞の迎春賞（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺正治騎手（19戦11勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから3馬身差の2着となった。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、仲春特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺正治騎手（20戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた26戦目は、谷川岳特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺正治騎手（21戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、以上越特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で渡辺正治騎手（22戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた28戦目は、新発田特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で渡辺正治騎手（23戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。