ヤングノーブル（1991年生、母ピーチクリアー）

ヤングノーブル（1991年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時16歳）と交配したピーチクリアーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方52戦20勝2着12回。1997年の朱鷺大賞典(地方重賞)に勝利した他、1997年の新潟記念(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

9月4日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレジオンドヌールに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月5日、中0週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた4戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッキートップから1馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた5戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジオンドヌールから7馬身差の2着に敗北した。

4歳（1995年）

4月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（三条ダート1700m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のメジャーメルベイユに約14馬身の大差をつけて2勝目を手にした。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレジオンドヌールに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月5日、中0週で迎えた8戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノゴーランをクビ差制して勝利を手中に収めた。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキートップをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口高騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカチウマアラシに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口高騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバルドシノブに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山口高騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウォータールージュをクビ差制して圧巻の7連勝を決めた。

11月17日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口高騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンマツカゼに3/4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

11月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山口高騎手（8戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルアイアンに2馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

12月9日、中1週で迎えた15戦目は、福島潟特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で山口高騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアテンションから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（1996年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、新春スタージョッキー（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は山口高騎手（10戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノリージェントに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5月5日、中3週で迎えた18戦目は、薫風特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツエーダンサーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた20戦目は、朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた21戦目は、東北サラ大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイシルバーからクビ差の2着となった。

8月15日、中5週で迎えた22戦目は、豊栄記念（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森川一二三騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲットタイカンから半馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中5週で迎えた23戦目は、日本海シーサイドカップ（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森川一二三騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノゴーランに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月4日、中5週で迎えた24戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（三条ダート2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森川一二三騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた25戦目は、三面川特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で森川一二三騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッケンザンから半馬身差の2着に敗北した。

6歳（1997年）

4月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、春暖特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森川一二三騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、豊栄記念（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森川一二三騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストセレクションから2馬身差の2着となった。

6月1日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で森川一二三騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーストームをクビ差制して勝利数を14に伸ばす

6月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（盛岡芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で森川一二三騎手（12戦4勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた30戦目は、清流特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で森川一二三騎手（13戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキクラッシュから2馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞の三条記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で森川一二三騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードタイタンをクビ差制して勝利数を15に伸ばす

10月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、神無月特別（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で森川一二三騎手（15戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で森川一二三騎手（16戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、地方重賞の新潟記念（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキクラッシュをクビ差制して勝利数を16に伸ばす

7歳（1998年）

6月14日、約6か月の休養明けで迎えた35戦目は、水無月特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンブラボーからクビ差の2着に惜敗した。

7月12日、中3週で迎えた36戦目は、地方重賞の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は森川一二三騎手（17戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキクラッシュから1馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、青雲特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（18戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアロートゥスズカに1馬身半の差をつけて優勝

11月3日、中4週で迎えた38戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（19戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた39戦目は、雪国まいたけ特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（20戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードヴァンガに半馬身の差をつけて制した。

12月13日、中1週で迎えた40戦目は、さざんか特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森川一二三騎手（21戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーダイヤモンドから1馬身半差の2着に敗北した。

8歳（1999年）

1月3日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞の迎春賞（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森川一二三騎手（22戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、約3か月半の休養明けで迎えた42戦目は、春暖特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森川一二三騎手（23戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた43戦目は、豊栄記念（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森川一二三騎手（24戦7勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で森川一二三騎手（25戦7勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた45戦目は、水無月特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で森川一二三騎手（26戦7勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のインターパレードをクビ差制して制した。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた46戦目は、錦秋特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で森川一二三騎手（27戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた47戦目は、春日山特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で森川一二三騎手（28戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトバーンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中1週で迎えた48戦目は、晩秋特別（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で森川一二三騎手（29戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマモリズムから1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた49戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（三条ダート1700m 雪/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9歳（2000年）

1月3日、中2週で迎えた50戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の迎春賞（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた51戦目は、八海山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口高騎手（11戦10勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた52戦目は、清流特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（12戦10勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた53戦目は、アルツ磐梯賞（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（13戦10勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた54戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（14戦10勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。