ゲットオン（2018年生、母ビクトリーチャンス）

ゲットオン（2018年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「進んでゆく」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時5歳）と交配したビクトリーチャンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木田晶範。主な勝ち鞍は2021年の名古屋モーニングフィーバー48。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月6日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、中4週で迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

2月28日、中6週で迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

8月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林脩斗騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー48（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウランブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー59（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジュリエットパールに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアオイラブリーに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、乳岩川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウシルトに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月19日、中1週で迎えた10戦目は、王滝渓谷特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインフェーデに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月8日、中2週で迎えた11戦目は、くぬぎ杯（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月3日、中3週で迎えた12戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったサンデーグラスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、金シャチJkオールスターズ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、セイカリスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた15戦目は、土古ファイナルまであと10日（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタミルナードゥを鬼脚で3/4馬身差し切って5勝目をつかんだ。

3月8日、連闘で迎えた16戦目は、アルレシャ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のボンマリアージュに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

4月11日、中4週で迎えた17戦目は、土筆特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったヒロシゲウェーブに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中0週で迎えた18戦目は、一宮特別（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったニシノステラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、細魚特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンデーグラスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、浪貝特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月12日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、鰹特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、秋晴特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（12戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた23戦目は、豊田特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた24戦目は、七五三特別（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5歳（2023年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したマンハッタンロードを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月20日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、馬い!キヤッセ羽生新ジャガイモ発売記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた30戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、早星賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた31戦目は、木染月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、楽天競馬杯ポイント還元賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた33戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた34戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた35戦目は、うまかつJC 2nd 第1戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた36戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた37戦目は、うまかつJC 2nd 第3戦（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた38戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、C1-10組（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。