クルージング（2000年生、母カネヤマカザン）

クルージング（2000年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時9歳）と交配したカネヤマカザンが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、地方29戦14勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場され、木田茂雄によって210万円で落札された。

山本健二厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

12月30日、デビュー戦は安藤貴英騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンキンビーナスから3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

1月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤貴英騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエストルネードに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月23日、中3週で迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキジョージャンボに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニューカンダカオーに3馬身の差をつけて制した。

7月1日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキジョージャンボに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のアラブ王冠（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノユーノスから3馬身差の2着となった。

8月25日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のランガーヒロタケに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキジョージャンボをクビ差制して6勝目を手に入れた。

4歳（2004年）

5月5日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のムクサンプリティーに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

5月28日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のペアーコンドルに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月10日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンブルドンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月8日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニューカンダカオーに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月30日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロンジェリカから半馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹下太騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキジョーハーレーに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（2005年）

1月19日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹下太騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウマファーストからアタマ差の2着に甘んじた。

3月24日、中8週で迎えた17戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で竹下太騎手（12戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレナホウシュウに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月17日、中2週で迎えた18戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-7（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月4日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、アラ系一般C2-6（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C2-10ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2-6（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のニコールに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月15日、中6週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で﨏畑雄一郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカヤタガラスから2馬身半差の2着となった。

9月11日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-3（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で﨏畑雄一郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオブリーに1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

10月22日、中5週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で﨏畑雄一郎騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で﨏畑雄一郎騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2006年）

1月30日、中9週で迎えた26戦目は、アラ系一般A3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（13戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた28戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスリーインディを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。