サイレントストーム（2004年生、母ユキノトクユー）

サイレントストーム（2004年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランドオペラ（当時20歳）と交配したユキノトクユーが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山田祐三。戦績は、地方18戦6勝2着3回。2006年のウィナーズチャレンジで2着に入った他、2006年のマヤノトップガン賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

7月18日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリコーイエローに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月12日、中7週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトランプから4馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのマリエンバード賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく13着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月26日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月3日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカネショウプロミスを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のモエレジェニュインに5馬身の差をつけて優勝

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、みずへび座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスマイルタッチに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月20日、中5週で迎えた14戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジーエススナッピーを豪快な末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、ペガサス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップストーリーに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、イーバンク銀行IN大井賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた17戦目は、冬木立賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブライダルヘイローに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた18戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マチカネオオバンにクビ差交わされて2着に甘んじた。